アフターコロナは趣味で乗り越える

 まだ新型コロナウイルスの患者は都会では発生しているが、ごく限られた職種の人達の感染のようで発生している割にはコントロールできているらしく、以前のような騒ぎにはなっていないようだ。このウイルスは撲滅はできないようだから、人類はワクチンが出来ても毎年流行するインフルエンザのように、永く共存してゆかなければいけないらしい。となると車に乗ればどこで交通事故に遭うか分からないように、我々人類がどこにいても感染するリスクはあるという事になろう。安全運転していても、アクセルとブレーキを踏み間違えた高齢者の車の事故に巻き込まれてしまう昨今、見えないこのウイルスは、感染しても発症はしない人もいるというからとても始末が悪いし、我々の恐れるところである。

 それを防ぐためにひたすら自粛して家にこもっていると、コロナには感染しなくても人間として精神的にも肉体的にも、病気以上に異常を来すようにも思うのである。かといってお姉さんのいる接客業のお店には行きたくもない。確かに家飲みが増えて、あまり外でお金を使わなくなったのも事実だ。高齢者には昼間っから昼食を食べさせて、好きな歌を歌わせるカラオケ喫茶があるようだが、まだそこでおばさん相手にカラオケを歌えるほどの歳でないと自負はしているが、大きな声で歌いたい、ストレスを発散したい気持ちは最近強いのである。さてどうしたものか・・・

 最近永年乗っている原付バイクの調子が、そろそろ寿命なのか調子がいまいちで、見てもらったら「寿命ですからいつ壊れてもおかしくありませんね・・・」とは行きつけのバイク屋の主人の話であった。限定解除大型二輪の免許を持ちながら、25年前に30万円もかかった無事故の屋根付き原付バイクで、そのバイクは今はもう売っていなくて、壊れたパーツはネットで見つけて直して乗っているのである。乗りつぶすつもりではいるが突然動かなくなっても困るので、昨年くらいから屋根付きスクーターの出物を探していた。先月たまたま目にしたネット販売記事で心奪われる屋根付きスクターが見つかり、早速購入、今自分での慣らし運転をしている。その詳細は後日述べるが、高速道路を7~80キロでクルージングすると、車では味わえないまるで空中を駆け抜けているような爽快感を感じて、今まで忘れていた若かりし頃の血の流れを体中に感じるのである。近県の研修や教室訪問には、ぜひこの乗り物を使いたいと思うし、通勤などにも使いたいと思っている。

 コロナ後は少し自分自身の趣味に時間を使おうと思う。焦ったところで以前のようにはならないし、音楽も長くやっては来たが仲間がいないと話は進まず、仕事をやりながらでは人や演奏をまとめるのが、大変だったのだった。そしてパソコンは趣味というより教室で使うものだから、修理や改造は仕事みたいなものである。今日も一台教室の古いノートパソコンの内部の埃を取って、HDDをSSDドライブに交換さらにメモリーの増設してcore2duoの古いパソコンが、決して速くはないがしばらく使える状態になった。

 そして年配者にはバイクは危ないとも言われがちだが、私は決して危険な運転はしないし、怖くてできないのである。逆に車よりはいろいろ神経を使う必要があり、心体的な若返りには効果があるようにも思う。しかしシート高が795mmもある乗り物であるから、小柄な私には乗り始めは大変気を使うが、文明の利器もあり私でも十分な高さに直すことができたのだった。

 好きなバイク談義は今日はこれくらいにしておこう、目指すは「ソロバイクツーリングキャンパー」である。スクーターで田舎道をコトコト走らせ、自然の中でキャンプサイトでのかがり火を見ながら、一人じっくり今後の自分と対峙したいと思う。また研修場所の下見などもできる事だろう。

 アフターコロナの人生への妙案も浮かんでくるかもしれない・・・。

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