中学受験はやっていませんが、付属中には昔から合格しています

 塾という商売は、大きなストレスを持つ受験学生たちと昨年の秋ごろから歳を超えて翌年の春まで、苦楽を共にする商売です。どこの塾もそれは当てはまりますが、中学受験塾は2月下旬、高校受験塾は3月初旬がいわば本番なのですが、大学入試を取り扱っていると国公立大学そして私立大の推薦入試が秋には本番がありますし、そこから年明けて1月の大学共通テストに始まり、2月からは上旬が私立大学の入試、下旬が国公立大学の二次試験と続きますから、よほどのストレスへの猛者でなければやってゆけないのです。

 一人ですべてをやっていて体を壊し、塾を止めていった人も数多くおります。ですから専門の受験を決めたり専門のスタッフをそろえたりしてするのですが、最近は土日や祭日まで休みにする塾も少なくありません。塾長一人では続かないし講師の働き方改革が原因ですし、土曜日やっていても違う講師がやっていたりしています。ですから私の塾は、私が直接全員に指導監督することを約束にして、塾をやっています。英語などはリスニング試験はずいぶん前からありますし、最近は話す能力まで必要とされる時代にパソコンもネット授業もなく、昔ながらの机といすを並べてホワイトボードで授業を教えている塾を見ると、そんな授業しか受けられない生徒たちがかわいそうでなりません。生徒分のそれらの機材が揃えられなかったり、塾長がパソコンやネット知識に疎いからだと思われます。私は高知の桟橋潮江地区でもう随分長く、ネット授業やパソコン使用塾をやっていますが、まだ知らない人もいるようですから「知る人ぞ知る塾」というのが、当てはまるかもしれません。

 小学生も教えていますから、中学受験もやっている塾だと思われることもありますが、高知の中学受験は独特で厳しいですし英語が専門で塾を始めた私は、最初からやれていないのが現状です。でも付属小学校の生徒は昔から来ていまして、皆さん付属中に進学されますし、私立中学受験で合格進学した中学高校生も多く来ています。でも塾をあまり大きくしないで、塾生全員を私の生徒ととして指導監督したいと開校時より今でも思っています。付属中学に今年も合格しました。開塾は1985年(昭和60年)4月1日です。