寒いこの冬、テレビCMで男性化粧品のスキンケア―の宣伝が流れていましたが、男性もスキンケア―には若いも中年も無いと最近感じています。女性は高校卒業の頃から化粧をする上で一連のスキンケア―はしていますが、やはり歳と共に肌の老化は進んでいるわけで、それは様々な事で男性も感じていることでしょう。夏は日焼け対策が中心で冬は乾燥対策が主になるでしょうが、そのスキンケア―を男性も若い頃からきちんとしていれば、歳を重ねた時に肌の様子は格段に変わってくるのです。
私はかみさんがそういう事にうるさかったので、半ば強制的にスキンケア―を５０代からさせられてきたわけですが、今の歳になって同年代の方々とは、肌の張りや保湿感覚がだいぶ違っているように感じるのです。ある知人に洗顔だけですが薦めてみました。石鹸などではなくて男性化粧品の洗顔材での洗顔ですが、ごしごし洗うのではなく泡をまず立てて顔をなでるように泡で包み、ぬるま湯で流します。タオルで顔をふくのもごしごし拭いたりせずに、タオルを顔に当てるようにして水分を取ります。すると今までとは全く違った洗顔感覚が顔を覆っている事が分かります。それから即スキンクリームを塗るよりは、男性も化粧水を先に塗ってスキンローションを塗り、さらに寒い今頃であればスキンクリームを薄く広げると良いでしょう。出来れば朝やってください。ふろ上がりで体中を添いのようにしている方もいるでしょうが、男性の場合なかなかそこまではできませんから、１０分早く起きてこの洗顔をすることにより、５年後１０年後の顔の肌がきれいになれば十分価値はあると思います。
コラム始まって以来の化粧品のお話です。高い化粧品でなくてもかまいません。１００均で売っている３００円の化粧水とスキンクリーを私は使っていますが、洗顔料はそこそこのを使っています。３mmほどしか手に出さなくて、水を加えてそれをひたすら手もみして泡を作ります。ネットなどを使用するとびっくりするほど泡ができます。それを顔や手の甲に広げるのです。
どうかお試しください、４～５０代で老人のようなシミが出始めている人も見かけます。６０代になればそれがひろがり治らなくなります。肌の老化は誰しもありますが、それの進行を防ぐことは日ごろのケアーで遅らせることができるのです。寒い今からお始め下さい。スキンクリームのいわゆる「乗り」がちがいます。
