厳しくなるだろう、これからの私学生徒獲得

         小さな、ほんとに小さな四国の高知の塾ですがHPを出しているせいか、全国各地の私学(中学〜大学、専門学校)から学校案内が送られて来ます。送るほうは万に一つの可能性を信じて送料を払ってわざわざ送ってくるのでしょうが、今までにその期待に残念ながら答えられた事はありません。というよりはっきり分からない学校について大切な生徒さんに紹介など出来るわけはないのです。

         高知では両極化が進んでいます。かなりのレベルの進学校か、公立高校も無理なような生徒を面倒見る学校にです。私は両方の存在は大切だと思いますし、経営していくうえでの方針としては、間違っていないと思います。ただこれから困難が予想される学校は、両方にも属さない範疇の学校ではないでしょうか?そして共学でなく男子校や女子高の類です。就学人口が減って世の中は景気が良くありませんから、どう考えても厳しい将来になってしまうでしょう。

         以前から不思議に思っていた事、女子大学の存在です。それも公立の女子大学が存在する事実、男として不公平感を感じます。だって男子大学の存在は無いわけですから。過去の様々な経過があって作られた学校でありましょうが、もう共学にしても良いのではないかとも思います。私学の女子大が厳しい経営環境のためか、共学化に踏み切っています。男だって家政学部に進みたい人もいるかも知れません。看護学部はかなりの男子学生が在籍しています。

         でも、日本に歌舞伎界や宝塚が存在する限り、女子校や男子校は存在し続けるものだろうか・・・とふと思ってしまいました。男らしい女性だったりより女らしい男性がいたり・・・やはり私はまだそのような世界からは距離を置きたいです・・・


      私学の生徒募集の厳しい話が、人類のジェンダー(性)論の話にまで展開してしまいました。