投稿 「龍馬伝」を見た

 あけましておめでとうございます。もう1月4日から教室の冬期講座は始まっちょって、今年の授業はもうしゆうがです。たった5日の冬休みじゃったけんど、ちっくとゆっくりできました。ほんで待望のNHK大河ドラマ龍馬伝」の放映が始まり、自分も気分も新たに新年の始動を始めちゅう。初回は平均視聴率が決して高くはなかったようやけんど、きっと番組のなかで主人公の龍馬が成長していくように、多くの国民の心をつかむ作品となって視聴率も上がっていき、再び龍馬の考えや行動が評価されて、現在にっちもさっちもいかんなっちゅう今の日本をより良く変えていくものと信じちゅうき。
 今年の高知新聞の読者投稿欄は1月6日から始まったがやけんど、その今年第一稿に選ばれ掲載された事がげにまっことうれしいし、今年は教室開設25周年の節目でもありますきに、今まで以上にもっと切磋琢磨していきたいと思うちゅうがです。今年もみんなぁこのブログ「JUKU-Choのひとり言」を、よろしゅうたのむぜよ!!

 完全に龍馬にかぶれちゅう、のかな土佐のおんちゃんです。
http://shop.rigulife.com/dvd/saru01.html で正調土佐弁の昔話が聞けます。土佐弁は、げにまっこと珍な言葉やねぇ・・・


2010年1月6日水曜日

1、「龍馬伝」を見た
 「龍馬伝」を見た。最初の方は「俳優の土佐弁がいまいちやなぁ」などと思っていたが、話が進むにつれて「上士と下士の身分差別は、ここまできつかったがやろうか」と考えさせられ、あっという間に第1回の放送が終わった。とったビデオで再度見ていると涙が自然とあふれてきたのである。岩崎弥太郎のその後を知っているから、彼の追想とともに浮かぶ坂本龍馬像は、今までのものとは違ったように感じるが、あれほど下士階級の武士が虐げられていたように描かれるのは、あまり良い気分はしなかったのが正直なところである。
 地元の人間にまでこんな気持ちにさせてしまう今年の大河ドラマだから、今までと同じような切り口での龍馬を見せるだけでは、今年高知を訪れ、龍馬に会いに来る人々を満足させることは、難しいのではないかと思う。ましてやリピーターを納得させ、その上、また来たいと思わせるような「仕掛け」がこれからは必要ではないだろうか。
 一考だが県民が郷土を誇る上でも、純粋な土佐弁のローカルニュースを流すとか、学校で教えるようなことはできないものだろうか・・・。今まで県外では話せなかった土佐弁を、今は話したくて仕方がない。

 【小笠原隆政=55歳、学習塾経営、高知市