必ず長生きして、年金掛け金分の元を取る!

 一月は行く、二月は逃げる、三月は去ると言うがほんとに最近一週間が早い。世の中ではいろいろな事が起き、私にもいろいろあった一週間であった。高校の校長も勤め私に、教育の何ぞやを教えてくれた尊敬する伯父が亡くなり、再び「人生とは・・・」と考えていた。なくなる数日前まで元気にしていたのにやはり90歳近い年齢だからか、ふとしたことで急病になり数日で帰らぬ人となってしまった。先月の新聞投稿も褒めてもらった矢先であったから、その訃報がとても信じられなかった。病床で伯父は「幸せな良い人生だったよ、ありがとう。」と家族に語ったそうだ。それが言えて逝ける人生はやっぱり幸せなのかもしれないな・・・と思った。
 今の自分にそんな事が言えるだろうか・・・もし今倒れて私が教室が出来なくなったら、多くの生徒がきっと困るだろうし、毎月の塾の支払いなどは多分誰にも分からない。私がいなくなり教室を実際整理してみて「大して儲かっていないのに良く頑張って、家計をやりくりしていたのだな・・・」と言ってくれるだろうか、などと思ってしまった。借り入れの支払いはどうなるのだろう・・・住宅ローンは団体信用保険で方が付くが、その他の多くの事は無理だろう。ちょうど確定申告の時期で自分の生命保険を調べてみた。5〜6年前に支払いがきつくて、死亡保険より医療保険に重きを移していたのを思い出した。年金もしっかり払っているのにもらえず仕舞いは嫌だと思うから、とどのつまりは長生きして自分のかけた年金以上もらってやる!と思うと、また生きる気力が沸いてきた。
 まずは元気が一番だ!