何処へいく日本丸・・・

 米紙ワシントン・ポストは14日付で、核安全保障サミットで最大の敗者は日本の鳩山由紀夫首相だと報じ、最大の勝者は約1時間半にわたり首脳会談を行った中国の胡錦濤国家主席とした。鳩山首相について同紙は、「不運で愚かな日本の首相」と紹介したようだ。
 アメリカのスタンフォード大学で学んだ鳩山総理が、前回のオバマ大統領との会談で「沖縄米軍基地移転問題は5月末までに決着をつけるので、俺を信じてくれ!」と言う意味でオバマ大統領に「Trust me !」と言ったのなら、この4月の半ばになっても何も決まらず進展していなければ「うそつき」呼ばわりされても仕方ないと思う。オバマ大統領が会談の場で何度も「本当に大丈夫か?」と聞いたようなので、その言葉の意味の重さは本人が一番知っているだろう。仮に「Believe me !」と言ったのならまだ確証もないが精一杯やってみるから、そんな俺を信じてくれ!」と取れたかも知れないが、「Trust me !」ならかなりの確率で確証はあるし、必ず決着をつけるので俺を信じろ!」と取れるのである。またTrustには名詞で「信託・委任」とかの意味もあるから、外交政治で一国の総理がこの言葉を口にすればオバマ大統領は強く信用したと思うから、今の基地移転問題がまったくまとまらず迷走している現実を見ると、信用できなく指導力もない人間として見られても、仕方ないだろう。
 民主党の中からも5月に決着できなければ、総理は責任を取るべきだとの意見も噴出しているから、解散はないにしても内閣総辞職はあると見てもうオバマ大統領は、鳩山総理を過去の人と見ているのかも知れない。そして国家の借金はどんどん増えていく。お金を国民から絞る取るには限界があるから国としてもっと外貨が稼げる儲かる貿易を、国家的プロジェクトとして進めるべきではないだろうか。同時に明日の日本を支え作っていく世代を育てる教育は、大変大切だと思う。
 これだけ世の中が混沌としてくると、人が良いだけでは政治家は務まらないだろう。多少の「あく」の強さも荒療治が必要な今のわが国には、政治家として必要な条件ではないかと思えてきた。その前に現政権を選んだ多くの国民のためにも、しっかり日本丸の舵を操ってもらいたいのである。


(追伸)前回大好評だった小学英語学習会を今回は、岡山での開催の運びとなりました。小学英語は新しいマーケットが開拓できますし、学習した生徒たちが中学に上がって英語が出来れば、それは指導が楽になります。私の関わる学習会は分かりやすくて楽しいですから、ご興味のある方はお気楽にご参加下さい。

「第2回小学英語コース勉強会」

主催: 塾ミシガン高知 小学英語研究会 (担当 小笠原)

後援: 都麦出版

日時: 平成22年6月6日(日)13:30〜16:30

会場: 岡山国際交流センター (JR岡山駅西口徒歩5分)

http://www.opief.or.jp/oicenter/access.html

定員: 塾関係者のみ20名(先着順) 申し込み締め切りは5月20日

参加費:2000円 当日ご持参下さい。

参考教材として「都麦出版 みるみるわかる ステップ式英語 中1」をご持参下さい。 もしお持ちでなければ、当日も販売しておりますので、申込用紙にその旨お伝えください。また併用すれば大変小学英語学習で効果のある同社の「アルファベットの名人」を参加者には、プレゼントさせていただきます。

17〜19時に懇親会を予定しています。(割り勘)

http://form1.fc2.com/form/?id=343847から申し込みのメールとして送っていただけましたら、ご案内と事前シートをおくらさせていただきます。