政治家の素養

 高知市から健康診断を受けてくださいと案内のはがきが、送られてきた。どうやら今年度中に受けないといけないようなので、指定された日に電話をかけるとなかなか繋がらない。ずっと電話の前に居るわけにもいかず、昼ごろに電話を掛けたら繋がったが土日の希望日はもう予約で一杯との事。いつだったらすいているのか聞くと「3月の平日だったら大丈夫だと思うが、予約は2月15日からで朝8:30から受付だが、電話が繋がらないかもしれないのでその時は、繋がるまで掛けて欲しい・・・」との事、この言葉でカチンと来てしまった。健康診断を受けて欲しいとのはがきまで送りつけておきながら、申し込みしようとしたらその電話が繋がらず繋がったと思ったら、予約で一杯だというこの実態はどう考えてもおかしく、市役所の対応としてはいかがなものかと感じ、知人の市会議員に相談したら即対応してくれて、そうなった原因を詳しく話してくれた。市役所には市役所の理由があったようだが、やはり多くの市民から同じようなクレームが出ていたようで、市役所の対応はやはりおかしく議会で取り上げるとの事だった。私の話を聞いてくれてその顛末まで話してくれたのが、うれしかった。
 政治家のすばやい対応ほどうれしいものはないし、その行動力はその政治家の素養とも私は判断したい。市役所へのクレーマーには決してなるつもりはないが、「おかしいものはおかしい!」と声をあげそれが議員を動かし議会を動かし、そして自分たちの街を良くしていくものだろう。政治家は常に庶民の声にアンテナを張り、行動が迅速な庶民の代弁者であって欲しいと願うものである。