オリンピックたけなわです。

 昨日8月2日は「金銀の日」だそうで1928(昭3)年に開かれたアムステルダム五輪で、陸上三段跳び織田幹雄選手が日本人初の金メダルを獲得。さらに、陸上800mでは人見絹代選手が日本女性初のメダルとなる銀メダルを獲得した記念すべき日だとか。80年以上がたったロンドン大会では、日本にメダルはいくつもたらされるのでしょう。熱い戦いから今日も目が離せません。
 オリンピックでいつも思うことです。テレビから活躍する選手の姿に一喜一憂する私達ですが、やっている方はそれは大変な重圧と責任と戦いながら、競技をしている事でしょう。これに参加するだけでもすごいと思いますし、そこでメダルを獲得することがどれだけ大変かを考えると、どっかの国の「金メダル取ったら人生安泰」なんていうのも、分かるような気がします。入賞者はCMに起用されたりして今は大きな収入があるようですが、毎回新人が台頭しベテランはただ消え去るのみのこの世界に、やはり人生をかけるのは並大抵の人間では出来ないことだと思います。
 夢を見てスポーツに頑張る気持ちに水を差すつもりはありませんが、小さい頃からそのスポーツの英才教育を受けても勝てるとは限らないので、くれぐれも「スポーツしか知らない」人間にはなって欲しくないと思います。またすばらしい演技を見て感動しても、その選手のインタビューを聞いてがっかりするなんてよくあります。多くを求める私達国民がいけないのかも知れません。オリンピックで2回も金メダルを取り30歳近くなった今や水泳のプロの北島選手を見て、選手は勝った時に引退するのがやはり一番かっこいいように思います。でも心からお疲れさまでした、そして今日まで夢をありがとう!
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