安部さんが自民党総裁に決まりました。

 その前には民主党の代表選挙がおこなわれ野田現総理が代表に決まったが、それ以上に自民党の総裁選挙はさながら我が国の総理大臣が決まったような騒ぎに感じるのは私だけだろうか、より国民に印象が残るように自民党民主党の後に総裁選挙をやったのかもしれないが、今の政権に決まった前回の総選挙で自民党が敗退した理由の一端は、彼のわずか一年で総理の座を投げ出した行動もその理由にあったのは確かだと思う。その後の福田さんも途中で辞めてしまった。
 体調不良だったようだが今回はどうだろうか、もし政権が交代して総理になったとしてもあの激務の総理職に耐えられるだろうか、と思ってしまう。またこんな背景を持った方が再び総裁に選ばれるほど自民党には人材がいないのだろうか、万一体調の事が再び安部氏の問題になるようなら、彼を含めて自民党はとんでもない事になるだろうし、それは本人が一番わかっているだろう。でも分からないのがなぜ谷垣前総裁が出馬できなかったのか、ということだ。きっと彼では選挙は勝てないと長老の上の方の人が決めたのかも知れない。自民党政治の嫌なところをさんざん見せられて、とにかく変えてみようと動いた国民意識だったが、変えてみたら前よりさらに悪くなってしまったのである。我々の日常生活にもありがちなことで、再就職や再婚などに当てはまるような気もする。あくまで結果論だからそれを決めた我々にも、責任はあるのだ。次回の選挙はしっかりと政党や候補者を選ぶべきである。
 どうなるか一寸先が読めない政治の世界、これからの半年は政治から目が離せないのは間違いない。「だれでもいい、今の日本をもっと良くしてくれ〜!」と叫びたい・・・。