THIS is 大打撃

 高知県出身で私も学生時代からよく知る代議士が、今日のお題を述べていました。

「7月2日に行われた東京都議会議員選挙で『小池旋風』が吹いている都民ファーストの会の候補者が大健闘し、自民党は議員のスキャンダルや安倍首相の支持率低下などもあり、大きく議席を減らしました。
その都議選の敗因を、自民党の中谷前防衛大臣が言ったのです。
T=豊田 真由子 H=萩生田 光一 I=稲田 朋美 S=下村 博文
この自民党議員4名の頭文字をとって『THIS』として THIS is 大打撃と表現したのでした。」

 政治的なイデオロギーは別にして、彼は学生時代から大変な正義感の持ち主です。やはり今の所属する自分の政党での幹部や2回生議員の無責任な姿が、彼には大変つらく映るのでしょう。もし私が彼の立場だったら同じ気持ちだと思います。
 でも特にT代議士については家庭環境など知れば知るほど、頭がどんなによくても、人間的なやさしさや思慮深さが身に付いてない、性格的にもどうしようもない人だという事です。T代議士の母親は塾をやっていたとかで、録音で世間に流れた娘のあの暴言と同じようなことを、塾の生徒に話していたようです。その親の姿を子どもはずっと見ていたのですね、恐ろしい事です。我が子たちは代議士の彼女の足元にも及ばない学歴ですが、人間として小さい頃は勉強以上に躾も大切にしました。おかげで人間的に優しく思いやりがあり、そして分別のある人間に育ってくれた事を親としては大変誇りに思いますし、塾でも塾生には勉強もさることながら、挨拶や言葉遣いや振る舞いなどを大切にさせています。
 世間にはモンスターペアレントとかクレーマーとか言われる人がいます。その本人たちは別に変った主張をしているつもりではなくて、自分としては当たり前の主張を展開しているつもりなのです。そして人の親というものは、わが子が少しでも人より上にいればうれしいものですし、それを願うものですから、その気持ちがあまりに強いとモンスターペアレントになったりクレーマーになったりするのでしょうが、その姿はその子どもにも受け継がれてゆき、今回の代議士のような末路になるのでしょう。
 高校時代 勉強以外にも下記のような経験をもしT氏がしていたらなら、人の痛みのわかる立派な代議士になっていたかもしれません。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170706-00000040-asahi-spo