お尋ねにお答えして・・・

 先週、入試のお話を書かせていただきましたが、10名くらいの方からお返事やご質問のメールをいただき、その中でのご質問に自分なりの考えをお話させて頂きたいと思います。

 入試の準備について、『内申書の事などあまり進学塾では言われず、意識していなかった。』と言われる方が数名おられました。ぜひ中1から意識していただきたいと思います。推薦入試で約半数近くが決まる昨今、内申書に直接関係のある定期テストや小テストの成績が良いに越したことはありません!ですから当塾では成績アップ直結の指導をしております。記録を取り、入試勉強の際の弱点補強の資料にもしております。

 小学生の英語に関しましては、やはり中学校の英語を考えるなら小学校5−6年がいい頃です。でもその頃生徒さんによっては進学塾が忙しく大変です。小さい頃いくらやっていても2年間何もやらなければ、すっかり忘れて中学で一からやり直しなんて事もあります。子供は英語をすぐ覚えますが、それはすぐに忘れやすい事なんですね。ですから時々でも復習すれば、覚えたことを持続できます。そして、英語と英会話は同じ英語ですが、学ぶ上では全く違う勉強をする必要がある事も付け加えておきましょう。英語は学問です、英会話は伝達手段です。平たく言い換えますと、私たちは日本語はぺらぺらですが、国語の試験で100点が取れますか?国語は私たちにも大変難しいです。でも会話は読み書きの満足にできない2−3歳の子供でもできます。それは会話は耳や口で覚え、学問は考え読み書きして覚えるからです。だから私は英会話を教える時、逆に「学校の英語の成績など関係ありません。普通に日本語が話せる方なら必ず話せるようになります!」と指導してきました。

 私は偉そうに教育論をぶつつもりもありません。「さっきの話、私は違うと思う。」と言われる方もいらっしゃるかもしれませんね、それはそれでいいのです。その方の考えを否定して私の方が正しいなんて言うつもりはありません。「なるほど・・・」と思ってくれる所だけ理解していただければ、私は幸いです。ありがとうございました。