成績を上げるには・・・

10月です。一ヶ月前はまだ真夏の高知でしたが、この一ヶ月で日没時間が早まり18時半にはもう真っ暗になってしまいます。この一週間のまとめやあった事を書こうかと思いましたが、4月からの前半の事を少し振り返って見たいと思います。
 ペガサスの初めての新年度で張り切っておりました。3年生は全員志望校に合格し、また下級生もしっかり成績がUPしておりましたので、たくさんの新入生が入ってもらえるものと確信し、チラシを撒き折り込みをしておりました。新中1生が中心に5名ほどの新入生を迎えました。少し期待の数ではなかったですが、かえってこれくらいが良かったように思います。新中1生に十分な初めての英語の指導ができたからです。

  1学期に中間試験はなく6月末に学期試験がありましたが、例年より広く難しい範囲に生徒達は手こずっていましたが、全員素晴らしい成績を残す事ができました。学校の英語はすでにわかる生徒と分からない生徒の区分けが出来ておりまして、成績上位者が軒並みペガサスの生徒ばかりだったものですから、学級担任が話題にし注目される所となりました。それで夏休みを迎えます。英語のわからない生徒はこの夏休みで何もやらなければ、完全に分からなくなり悲惨な成績を取り続けることになるので、夏休みには英語を分かるようにする前に、忘れないようにしよう!というチラシを撒き、二桁数の新入生を迎えるにあたりました。しかし夏休み明けの実力テストで英語の成績が悪ければ、1学期の試験はマグレと思われますから、そう言われないようにとしっかり宿題ならびに、試験範囲の復習をやり8月下旬には2学期の予習に取り掛かりました。学校成績の平均が下がる中でペガサスの生徒はしっかり上位の成績を守り、英語ではトップ集団を形成しておりました。

  でもこうなると保護者によっては「英語はもう良いので、成績の悪い科目に重点を置いていただけませんか?」と必ず言ってきます。その時は「授業時間をあと週2時間増やしていただけますか?そうすれば英語を落とさず振るわない科目を上げることも可能です。でも今の授業時間では子供さんの能力なら今が精一杯でしょう。もし英語を止めて他の科目を今の授業時間でやろうとすると、英語は必ず下がります、そして振るわない科目がすぐには挙がりませんから、お母さんどうなるかお分かりでしょう?平均点は下がり順位は下がる事になりますよ、そうすると生徒さんによっては自信をなくしてしまい、だめになる子もいます。
 それは全部お母さんの欲張った言葉のためです!英語が大変良いから他の科目も頑張れるんですよ、中学から始めた科目ですから出来たんです。そしてみんなから褒められるからです。分りますか、英語が上がったようには数学は上がりません。小学6年もかけて分らなくなってしまっている、算数、数学です。それを英語が少し上がったくらいで勉強をやめて数学をしったって両方が下がるだけです、ちょうど好きなものはおいしいし、嫌いなものはまずい、でもその嫌いなものをずっと食べさせ続けられたら凄く嫌いになりませんか?それと同じです・・・。」


  欲張りのこれが親心かも知れませんね、でもそれが結局子供をダメにしています。
喜んで塾にくる限りには問題はありませんが、保護者によってはこの話が分らない方もおられ子供は無理をして挫折して行きます。親の暖かい応援があり、子供達が時間通り笑顔で塾にやって来ることが、自然な形での成績向上における一番大切な事ではないでしょうか・・・子供の成績を上げるも下げるも結局は私たち親なんですよ・・・



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