冬・電球色蛍光灯の下で思う事・・・

 11月も下旬になり夜は寒くなってきた高知です。このブログも水色では寒いかなと思いまた、イメージチェンジもかね色や背景を少し変えて見ました。幾分これからの季節にはマッチするのでは・・・と思っています。我が家では11月中旬になると室内蛍光灯を蛍光色から電球色に変えます。5月にはその逆をするのですが気分的に暖かい感じになります。またカーテンも夜はしっかり厚手の物を引きます。これは現実的な省エネになっているようですが、朝起きて部屋が暗いのがちょっと難点ですけど、多少は朝の冷え込みを防いでいるようです。

  でも私が子供の頃より確かに暖かくなってきています。氷が張ることが余りなくなりました。地球温暖化をはっきり感じます。京都議定書アメリカは署名をしてなくて温暖化の原因を垂れ流しておりますから、あのようなハリケーンに見舞われたり、拒否している張本人のブッシュ大統領には温暖化が原因の災いで、災難に遭っている気が私はします。因果応報とでも言いましょうか、大国アメリカには彼しか大統領になれる器の人物はいないのか・・・と思うと悲しくなります。行き着くところまで行って我々はその責任を人類全体で負わなければならないだろう・・・とある経済学者が話していました。その責任を考えています。石油価格は全く下がりません。1バレル100ドルになるかも知れないとも・・・そうすればガソリンが1L=200円を越えるでしょう。余りに高くなりすぎて石油税が一時的に下がるかも知れませんが、車は売れなくなるでしょう。そしたら日本は再びとんでもなく不景気になると思います。働く場所がますます無くなります。

  あるお母さんと話しておりました。その方の親戚は小さい頃から優秀で、親は爪に火を灯すような生活で私立進学高に進学させ現役で名門大学にも入りましたが、卒業しても就職先は見つからず所謂フリーターを現在やっているそうで、「なんで優秀なうちの娘が就職出来ないのだ!世の中おかしい!」とぼやいているそうです。確かに今までの価値観が、この10年でまるっきり変ってしまいました。いい学校を出ていい会社に入ってたくさん収入を得て、何不自由の無い生活をするという事が出来なくなってきた今の日本、今さえ良ければそれでいい・・・なんていう風潮が蔓延してくるかもしれません。ノアの箱舟ではないけれど天地がひっくり返るような事があってまた人類は、ゼロからやり直すようになるのかも知れません。株や金融など非生産的な事で財を作ろうとする人たちは、やはり非生産的な人生を歩む気がします。

   そんなに思うと、成績が芳しくなくて塾に来ている生徒がすごくいとおしく感じられます。「少しでも成績が上がって君が幸せなら一緒に頑張って行こう!」と勉強しない生徒に心を砕く私はお人よしなのかも知れません・・・と思いながら電球色の蛍光灯の下で安い焼酎をちびちび飲みながら、冬期講座の生徒募集要項を考えている私が居ます・・・