よさこい甲子園!

暑中お見舞い申しあげます。まさに夏本番、外に出ると息苦しささえ覚えます。年々暑さが厳しくなってきているように感じるのは、歳のせいばかりではないように思います。先日も高知から車で1時間くらい南下した海沿いの町でなんと38.4度!を記録しているのです。体温がこれほどあれば立派な病気です。とても仕事など出来る状態ではありませんよね。その熱のある体温以上の空気の中を歩くのですから、熱中症になってもおかしくはないでしょう。

   私も参加した事のある「よさこい祭り」はまさにこの灼熱の空気の中で、繰り広げられます。昔知人でよさこい祭りに参加後体調を崩して入院した人がいましたが、その人は翌年も祭りに参加してました。参加費が2〜3万かかります。せっかくの休みに体を壊して会社を休み、年休を使っていました。この価値観は当時の私には理解できませんでしたが、お酒好きがこれ以上のんだら体壊すからだめだ・・・と言ってもまた飲みたくなって飲んでしまうのとおんなじかな?などと思うとなんとなく理解できました。そういった人を虜(とりこ)にする何かがこの祭りにはあるのです。
   昔は2日間だけでしたが今は4〜5日あります。どうせやるなら1週間ぐらいぶっ続けでやって、この祭りに参加したら欠勤にならないとか、税金の控除が発生するとか何かユニークな保護政策はできないものでしょうか?そうなると「よさこい祭りの総本家」の面目躍如ではないでしょうか?

   永年培われたこれだけの無形の財産があります。昔はこの踊りで海外に出かけて有名にしようとした事がありましたが、やはり地元の学校などでどんどん取り上げない事が、地に足がついた祭りにならない理由ではないかと思います。荒れていた中学校がよさこい祭りに参加して変わったという話を聞いた時、今さら気がついたの?と思ったのです。民間グループ対抗になっていますが、これを学校対抗に広げて行けば必ず裾野は広がり発展します。真夏の炎天下、白球を追う球児がいるように高知には、よさこい祭りの対抗ダンス合戦に青春をかける中高生がいる高知になります。昨年やったようですが今年は何も聞きません・・・なくなったのかな?

よさこい甲子園をもっと積極的に宣伝して始めるべきです!


   来週は夏休みをいただきます。毎年行っているお山の別荘?でゆっくり休んできます。それでは2週間後にお会いましょう!再見!