高校履修漏れ、虚偽報告の関係者には厳罰を!

高校での必修科目の履修漏れが発覚して、今後の対応策が決まったようだが、まじめに苦労して授業をしてきた学校の先生から「釈然としない」という意見が出ているようである。結果的に虚偽の報告をしながらも、ごまかしてきた方が得になってしまった。確かに生徒に罪はない。でもいくら試験には関係ない科目と言っても世界史や地理も立派な教科である。将来専門的に勉強したい!なんて思っている生徒もいるかもしれない。でも大学入試には関係ないからと教えない学校の先生、それはまだ許せるが教育委員会に嘘までついて、やったことにしてつじつまを合わせようとした行為は、教育者として恥ずかしくあるまじき行為である。飲酒運転で捕まったら先生は首なのにこの行為は首にならないのはなぜだろう・・・教育委員会もなめられたものである。新聞に大々的に写真を載せ断罪すべきものではないだろうか・・・

      現場の先生もやりたくてやったわけではないだろうが、有名私大、国公立大学への進学率が高校の評価につながり、そこの校長や教頭、ひいては教務主任などの評価が高くなるらしい。それがこういう問題の原因を引き起こしていると評論家が話していた。そしたらあまり進学に関係のない高校の先生は評価されないのだろうか?良く分からない・・・

      近所の有名私学中高一貫校では、他の私学でこの問題が発覚した時も問題にはならず、何も知らない私達は「さすが・・・だね」と話していたが最後になって生徒からの新聞社への密告で表面化したそうで、そこの校長などはその密告が無ければ嘘をつき通すつもりだったのである。前々から入試に関係のない科目はやっていない・・・自学自習している・・・とか聞いたことがあったので今までの姿勢を正すのによい薬になったのではないか・・・と思いたい。

      私は、やはり公立にがんばって欲しいし、模範となる学校作りを心がけて欲しいのである。