「功名が辻」で県勢力の活性化を!

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   日曜の午後8時NHKの番組を私は今大変心待ちにしています。ご存知、土佐24万石の礎を築いた山内一豊とその妻、千代の波乱万丈の人生を綴った物語です。地元高知にゆかりがあり、原作が歴史小説の第一人者の司馬遼太郎の作品からも期待はしていましたが、それ以上に脚本家の演出もすばらしく、テレビ番組としての完成度はいつもながら「さすがNHK!」と感服させられます。
   それが理由か私はよく「功名が辻」のテーマを口ずさみます。八分の六拍子の主題から変拍子の中間部、そして最後に転調されたホルン中心の朗々と奏でられる主題の再現部には、この大河ドラマのストーリーが凝縮されているようにさえ、私には感じられるのです。もうすぐこの大河ドラマは終了してしまいますが、このドラマは紛れも無く土佐が舞台。永く顕彰しこの大切な番組で得た貴重な財産を観光や、郷土の歴史教育などの高知県振興に役立てたいと強く思う高知県人です。
   デジタル放送元年に、大河ドラマの最後の舞台として全国に流れる国の重要文化財高知城は、さらに美しく輝きより多くの高知ファンを作る事でしょう。


12月1日高知新聞読者欄に投稿し、12月3日読者欄第一稿に掲載されました。