世の中まさにデジタル時代に入っているようである。どこのサイトとは言わないが、ある無料のいわゆるポータルサイト（目次のような所で、そこから自分の興味のあるジャンルを探し出せる）が映画から音楽、スポーツ、教養番組など無料で利用できるのである。噂には聞いていたが、私がいつも利用するそれとは格段に内容が違う。方向性が娯楽に定まっているからそう感じるのかも知れないが、昔映画館でわくわくして見た作品や、観たいなと思っても観られなかった作品などがかなりの数、紹介されている。これが全部無料だからこまめにチェックして行けば、パソコン代などすぐ元が取れると思った。
その中の音楽ジャンルで以前から少し気になっていた歌手のライブが流されていて、思わず釘付けになった。歌手の名前が変わっていたのと、その名前からは想像も出来ないすばらしい歌であったので、「この曲は長く日本人の心の中に残る一曲になるだろう・・・」と感じたことを覚えている。３年ほど前にヒットしたその曲を今聞いても何かしら心が洗われる気持ちになるのは、やはり私にとって印象に残る一曲だからだろう。
また、小学生のころ封切り日に映画館に並んで観たショーンコネリーの００７の作品、今観てもカッコイイと思う。そして当時チンプンカンプンだった英語がかなり分かるのは、自分の成長を確認できた。いわゆる正当なイギリス英語の役柄、私の英語とはかなり品格の差を感じてしまった。でもあんな喋りを出来なくはないが、初対面の人にあんな話し方をすれば間違いなく距離を置かれるだろう・・・
失礼、今回は英語の話ではなかった。お宅にあるパソコンでこのような有益な時間が過ごせる話である。私の塾も、私の講義以上に一流講師の講義をパソコンで配信される授業を利用している。英語は分かるがそれ以外は基本的な問題ぐらいしか分からないから、各専門講師のすばらしい授業を見せることにより短時間で理解でき、また紙も鉛筆も要らないパソコンからの問題は、従来のペーパー問題よりもはるかに省エネで効率的に問題が解け、数倍の速さで生徒たちは力を付けて行く。私立中学の発展・応用問題レベル、多教科の高校生クラスになるとそれをやらないと一人の先生では、まず無理だ。またパソコンによる全国的な塾の先生のネットワークもあり、どうしても分からない問題などは解決出来る。しかし、一人でパソコンもなく塾経営をしている方は、このような問題にどう対処されているのだろう？私はこのような設備が逆にない塾に通っている生徒は不幸だと思う。
生徒には私を乗り越えてもらいたい。それでいい、私のレベルで生徒の無限の可能性を止めることはしたくないのだ。
世の中はどんどん進歩している。私は昔のよさと現代の便利さ機能性を最大限に利用し、生徒に提供して行きたいと思う。「パソコンが先生の塾なんか・・・」と思われる方は別に来ないでもかまわない、その人は多くの方が利用している衛星通信講座や、放送大学のシステムを否定している事になる。私は何もしていないわけではない。機械でできる事は機械でやって少しでも経費を安くし、能率を上げ人間でしか出来ないことにエネルギーを注いでいる。おかげ様でその考えは少しずつだが定着し結果も出てきた。３年目の今年はより多くの賛同者が集うことだろう。勉強も大事だが、パソコンの扱い方くらいは現代人として当たり前の教養だと思い、生徒に扱い方も授業の合間に教えている。勉強以外にパソコンの扱いにも慣れることが出来るのは悪くない話だろう。そんなことを知って通わせている保護者も、現にいるのである。
手前味噌の話になってしまったが、パソコンも利用した学習塾の今後の可能性は、高速通信やパソコン機材の発達に伴い、無限の可能性を含んでいると言えよう。
また気になる曲は「ハナミズキ」です。
