塾ミシガン高知という名前と小学英語

       4月19日京都で塾経営者を集めた小さな研修会があり、高知から夜行バスで参加した。北は北海道から南は鹿児島、四国の私を含め北陸、中部、地元関西から参加者がいて、また新たな勉強をさせてもらった。研修の内容もさることながら、休憩中や食事時間、そして懇親会などでいろいろな地域の方と情報交換できることが、私には多いなる刺激になることが多い。以前は教えられるばかりだったが、最近は若い経営者に少し話した事で質問されたりする事も少なくない。自分の経験や考えがその方に何か参考になって、またその塾が発展できればうれしいし、きっとまた自分も多くの方の助言により、がんばれると信ずるからである。
       そこで若い先生と名刺交換をした際、「ミシガンと言う名前にはなにか由来とか、こだわりとかがあるのですか?」と聴かれたのである。話せば長くなるがその先生には「今の総合塾の前身が英語英会話教室で、移民の国アメリカでいかに共通語である英語を効率的に、効果的に学ばせることが出来るか研究されて作られた、ミシガン大学メソードをその教室で使っていましたから、ミシガンという名前をつけたのです。」「そうですか、何か英語学習のプロからの秘訣とかあったら教えていただけませんか、と言うのも英会話ができるようになりたいと思って毎年挑戦するのですが、いつも続かなくて結局出来ないのです・・・。」まじめに私のアドバイスを聞いてくれそうだったので、ミシガン大学メソードの話を少ししたら「あ〜そうか!ぜんぜん違うことを私はやっていましたね、確かに言われるとおりで私の続かなかった原因が分かりました。目からうろこと言うのはこのことです。小笠原先生のような方に英語を習ったらそれは良くわかるし、楽しくて続くでしょう!」との話で休憩時間が終わりました。他に小学英語に関しても皆さん戦々恐々とされていて、少しお話したら「なるほど!」と再び言ってもらいました。

        その秘策?をここで書くと長くなりますので書きませんが、30年前に自分が開眼し学んで実践したことが、いまこういう形で開花しようとしているのかも知れません。今の教室では英語という形で地道に実践していますが、やはり分かる子、分からない子が出てきます。言葉と言うより学問ですから試験もあり仕方ないのです。でも本来は伝達手段の一つで、文法など最初は意識しないで使える物です。それがいま唯一出来るのが小学生かもしれませんから、小学英語に私の考えを100%吹き込んで指導をしています。ある程度育って中学でどのような指導を英語の先生から受けるか分かりませんが、その先生も一目置けような安心できる生徒に育つことでしょう。小学校でも英語が始まり社会の流れはかなり変わってきました。そして昨年は、それに使える教本の制作にも参加でき天も私に今の考えを広めなさい、と言っているようです。
         英語が上手に話せるに越したことはありませんが、私たちは日本語がペラペラですが、国語は勉強しないと分からないように、英語もいくら話せても勉強していない人は教えられませんから、どうか順序立てミシガンメソードの如く基本に沿ってやれば必ずできます、恐れることなく挑戦されてください。教室に来ていただければ研修もいたしますし、そちらに呼んでいただければ出張研修・デモ授業もいたします。
 
         焦ることはありません、基本を学べば必ずできます!こんな私も30年前は初心者だったわけですから・・・