受験問題予想士

 最近よく天気予報が当たる。週間天気予報などで一週間後の天気まで予報し、それが高知の場合ほぼあたっているのである。どうしてそんな先の事まで予報できるのだろう?・・・と思っていたらTBSのお天気キャスターの森田正光さんが、「最近の天気の予報はスーパーコンピュータースパコン)がやっていますから、かなり当たるようになってきました。これからはこれらの予報を各キャスターがどう分かりやすく伝えるかでしょうね・・・」と話していた。
 きっと今までのそして世界各地のあらゆるデータがインプットされていて、それらは日々更新されスパコンが予想をはじき出しているのだろうと推測するが、大変な勢いで進化し続けているスパコンだからそのうち、ピンポイントでの正確無比な天気予報が出されるようになるかもしれない。似たようなサービスはもう始まっているようで、それらの情報は商品として販売されているようであるが、正確無比とまではいかないようである。
 ふと受験産業にこれらのスパコンが、利用できないものだろうか・・・と思った。今までのありとあらゆる受験データから、的確に翌年のたとえばセンター試験などの問題を予想するのである。私が知らないだけでもうひょっとしたら始まっていて、それらを駆使し大手予備校などは、高い合格率を出しているのかも知れない。近い将来スパコンの予想問題が本試験と少し内容が違うくらいの問題で、気象予報士ならぬ「受験問題予想士」なんて出来て、センター試験予想などを広くネットで始める時代が来るかも知れない・・・