携帯電話、ガン、そして地球最後の日

 今月1日 世界保健機構(WHO)が携帯電話の発がん性について、正式に指摘したのである。
確証ははっきり無かったがヨーロッパでは、ずいぶん前から若年層の携帯電話の使用禁止をおこなっているから、そこの人は「何で今さら・・・」と思うかも知れない。
確かに微弱とは言え、高周波の電磁波が脳の近くから発信されているのだから良いことはないとは思っていたし、仕事で使うなら仕方ないとしても、個人的には携帯電話はほとんど使っていない私である。いつも基本料金であまってしまうくらいだから、その使用頻度はかなり低い。トランシーバーなどを多用するのも、良くないと思う。
 しかし現代社会ではなくてはならない物になってしまった携帯電話、便利さのみを追求する人類は結局自分たちで作った文明で、自分たちの命を短くしているように思えてならないのである。その際たるものが原子力かも知れない。そんなふうに自虐的に考えると、人類の存在が地球をだめにしているわけであるから、最後は地球自体が自殺行為のようにビッグバンを起こして、地球上の全ての物が消えていくのかも知れないのかな・・・とか想像してしまった。これこそ「地球最後の日」だろうか・・・携帯電話から人類滅亡まで話が飛躍する私は、ノーテンキな暇人なのかも知れません・・・


携帯電話の電磁波、がん危険性も WHO組織が初めて指摘

ジュネーブ共同】
携帯電話の電磁波とがん発症の関連性について、
世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(本部フランス・リヨン)は31日、
「聴神経腫瘍や(脳腫瘍の一種である)神経膠腫の危険性が限定的ながら認められる」との調査結果を発表した。
WHOの組織が携帯電話に関して発がん性を指摘したのは初めて。

 国際がん研究機関は、危険性の数値化はしておらず、
「(最終的な結果を得るためには)今後、携帯電話の長時間使用について調査を続ける必要がある」としている。