ブログに思う。

 先日米国でフェイスブックを利用している人の多くが、それに疲れて使わない時期を持っているいう記事を読んだ。私はブログのみをこのように利用しているが、携帯などを利用するフェイスブックツイッター、今はやりのLineなどはやった事がない。ここに書いているような文章がうまく携帯端末で入力できないという理由もあるが、そんなわずかな文字数で自分の思いや考えを、伝えきれないからである。でもそれらは本質的にブログとはちがうものかも知れないから、その是非などについて言うつもりもないが、疲れるほど嫌になるほどやっているのは、私には分からない。
 毎日ブログを書いている方もいる。よくネタが続くものだとも思う。でもツイッターフェイスブックは毎日どころか、常時更新しているのだから、ネタなど考える私には所詮向いていない媒体なのだろう。もしこういう意見を述べている最中に、どんどん反論のツイッターメールが飛び込んで来たとしたら、私はやる気もうせるにちがいない。後から読んでもなるほどな、と思えるような責任のある自分の意見を、常に私は書き続けていたいと思っている。週に1回のブログが私には丁度いいのだ。塾のブログだからと教育や自分の塾の自画自賛な記事だけでは私も面白くないし、定期的に読んでくれている読者の方が面白いわけがない。宣伝媒体の一つとしてブログを考える人との違いだろう。
 もし、あなたの知らない人が家庭の様子を逐一ブログで知らせていたとしよう。知人ならともかく知らない人がそんな話題に興味があるだろうから? 私はもちろん塾の事や教育の事にも触れながら、様ような事を自分流に取り上げるのである。 
 「過ぎたるは及ばざるが如し」何事もやりすぎは良くない。人をうならせたり、考えさせたり、納得してもらえるような想像の膨らむ文章だけのブログを、私は毎週目指している。それがわざわざ定期的に見に来てくれる「読者」の方への責任だと思うからである。