3月です。

 この間お正月を迎えたかと思ったらもう3月である。公立高校が今日卒業式だが、私学は一ヶ月以上前に卒業式を済ませているのだ。でも授業料は例年と同じ分だけ収めているだろうから、そこら辺は問題はないのだろうか?・・・など細かいことに思いをめぐらせる。毎月42000円の授業料、2月3月は要らないなら3年生は年間経費が84000円安くないといけないが、実際はどうだろうか・・・とか。
 スーパーの商品を1円でも安いところを探して、電車賃を使ってでも買いに行きたいのが消費者の心理だろうが、あまり学校の授業料については問題が起きないのは、その学校に行かさせてもらっているという心理が、保護者にあるからかも知れない。
 でも公立校ではいささか違っているようだ。「モンスターペアレント」などが存在し難癖を先生にぶつけながら、しゃあしゃあと我が子を通わせる親たちである。そんなことが子どもの将来でずっと通用するはずもないのに、相手が何もできないと知っているから、騒ぐのであろう。その姿はさも南西諸島で領海侵犯しても攻撃射撃用レーダー照射をしても、相手は絶対手出しをしてこないと知っているから、あえてやっているどっかの隣国と同じような心理ではないかと、思うのである。しかし、会社や学校もタダでは済ませていないのだ。それらの内申書や就職身辺調査などから必ずそうした親の実態も分かるから、将来我が子の道を閉ざしているということを、そのとき思い知らされるだろう。
 学校が休みになるような激しい天候ならまだしも、寒い風が強いからとか、雨が少し強く降っているからと勝手に学校や塾を休ませていては、子どものためになるはずがない。しかし初めて就職した子どもが心配と就職先にまで参観日気分で職場に見学に来たり、雨が降ると濡れるからと毎回職場まで送り迎えをしている親がいるのも事実である。これを異常だとは思いませんか・・・。
 いろいろ物思う年度末の3月です。