医療費負担に思う

 麻生副総理兼財務大臣がある会合で、「食べたいだけ食べて、飲みたいだけ飲んで糖尿病になった人の医療費を自分らも負担するのは不公平で、頭にくる。元気な老人が病院に行かなかったら10万円支給するとした方が、医療費は下がる。」と話したようである。国の財布を預かる者として医療費の負担は大変だろうと思う。ただ些細なことで医療機関に保険料が支払われていることも、改善の余地があるようにも思う。
 最近ジェネリック薬品が出回っている。同じ効果があれば安いほうがよいに決まっているし、その方が負担が少ない。私も調剤薬局で薬をもらう時は必ずジェネリック薬品をもらうことにしている。でもいくら保険だと言ってもカバーできなくなればどうしようもないから、高齢人口が増える我が国は、保険料のUPは避けられないだろう。3割負担が将来4割、5割になってもしかたないかもしれないが、毎月の保険料が高いのはやはり保険を衰退させるようにも思う。安くして個人負担の割合を多くすれば保険における医療費は減ると思うのだ。今は小さなことでも病院にかかりすぎるようにも思う。