インターンシップという大学生の企業研修が、盛んに行われている。私が学生時代では、学校の先生や医師になりたい者だけが受けていた様に思うが、今では一般企業でも盛んに行われているのである。
６月頃だったかかつての教え子が就職の相談に来てインターンシップが話題になり私は、「人が嫌がるような部署の仕事を経験させてもらえ！」とアドバイスしたのだった。「企業は君たちが欲しいならきっと、楽で楽しい仕事ばかり見せて好感を得ようとするかもしれないが、いざ仕事として配属される所はそんな楽しい所ばかりではないだろうから、きっと人の嫌がるようなそんな部署を経験していたら、その会社でどんな仕事でもできるようになるだろうから。」
彼はそれを実践したようで、クレーム対応の部署を経験したそうである。初めはとても自分にはできないと思ったようだが、そこからのクレームから良い商品開発などができたような話を聞いて、ますますその会社に入りたくなったという連絡を先日もらった。うれしくなって心の中で「がんばれ！今度帰ってきたら一杯飲もう！」とエールを送ったのである。
若い皆さん、人生は長いですが若い日々は永遠にはありませんから、今を大事にやりたいことは率先してやるべきです。私も教え子にいつまでも元気な姿を見せられるように、まだまだがんばります！
このブログは9/19 高知新聞朝刊 声ひろば欄で掲載されました。
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