公立高校入学試験

 今週高知県では前期公立高校入学試験が実施された。平均倍率は例年のレベルだが景気回復を反映してか、工業高校や商業高校の倍率が高いのが目を引く。確かに大学に行っても就職で苦労するのなら、親としては手に職を付け確実な就職先を決めてもらいたいと、思うだろう。現に商業高校などでは普通高校を卒業してまた情報や経理の専門学校に進むのなら、同じくらいの専門知識や技能・資格を取れるようになっているから同じ高校に入るなら、専門学校の経費が掛からない商業高校などを選ぶ生徒が増えてもおかしくはない。そして社会に出てみていろいろな経験を積みその中でまた学びたい事があれば、通信教育などで学べば良いと思う。自分で決めた事を自分で稼いだお金で学ぶのだから、それはきっと身になることだろう。
 高校入試はその本当の勉強が始まる第一歩だと思う。今まで苦労して受験勉強をした分、高校で存分にその力を発揮して欲しい。2/14には「合格」というきっと良い知らせが待っている。