ご注意ください!塾や家庭教師の長期契約

新年度です。最近授業料が本当に書いている通りしかいらないのか、また教材費はいくらなのか具体的な金額を教えてほしい・・・、といった入塾の問い合わせがあります。「書いている分しか本当に要りませんし、今はキャンペーン中でその半額です。教材は教室に使用するワークテキストのサンプルがあり、その値段×科目+送料です。」と言うと「教室のこの設備やシステムでは安すぎる。」といわれたり、かえって疑われたりします。世の中にはここより格段に値段の高い塾が多いようです。安い塾はここにあるような設備やシステムではないでしょう。でも実績も歴史もある塾ですが、高いよりは塾代は安い方がよいのではないでしょうか。また家庭教師も長期契約や超高額の教材押し売り販売があるようですから、十分お気を付けください。
 誰がどういう風にやってきているか素性や歴史がはっきり分かっている塾が、やはり安心できるでしょう。私の塾のHPには塾の歴史、塾長の氏名、写真、趣味まで載せています。


教材と指導セットのサービス、長期契約トラブル尽きず、国民生活センター「注意を」
  塾や家庭教師の指導と教材をセットにしたサービスで、数年間の長期
 契約を巡るトラブルが後を絶たない。全国の消費生活センターなどへの
 相談は徐々に減る傾向にあるものの、高額な解約金や長時間の訪問販売
 についての苦情も目立つ。新年度に入り、教育サービスのセールスが多
 くなりやすい時期だけに、国民生活センターは注意を呼びかけている。

  「新年度を前にぜひ」。東海地方の40代の女性は今年2月の夜、家
 庭教師サービスの訪問販売を受けた。4年分の教材を含めた価格は70
 万円超。高額を理由に断ったが、午後7時から午前1時半まで粘られ、
 教科数を減らして45万円で契約した。強引な勧誘と、解約したとして
 も教材の支払いが残ることに不満を持ち、地元の消費生活センターに相
 談した。

  国民生活センターによると、塾や家庭教師の指導と教材をセットにし
 たサービスに関する相談は徐々に減少。約500件だった2009年度
 に比べ、13年度は300件前後になったもようだ。法規制の強化など
 が背景とみられる。だが「数年にわたる長期契約や解約を巡るトラブル
 は依然、頻発している」と担当者は話す。

  長期契約のセールスでは「別の学年になっても使える」などのうたい
 文句がよく使われるが、子供と教材の相性や進学による環境の変化など
 見通せない点も多い。国民生活センターの担当者は「長くても1年程度
 の契約にとどめた方が安全」と話す。

  業者が長時間居座るといった強引な訪問販売で契約をしてしまったり、
 高額な解約金を請求されたりする危険性もある。担当者は「訪問販売な
 どの場合はクーリングオフできる可能性もあるので、早めに相談してほ
 しい」と話している。