韓国旅客船沈没事故

 多くの高校生の修学旅行生が乗っていて多くの犠牲者を出している、韓国の旅客船沈没事故である。なんともやりきれず胸が痛む思いだ。こんな海難事故に、楽しいはずの若者の修学旅行生が巻き込まれ命を落としてゆき、引率の助かった先生が自ら命を絶ったようでもある。我が国の救助の申し出も断ったようでその間に一番大切な初期の救出時間を無駄にしてしまったようだし、親たちが救助している関係機関に詰め寄る気持ちもわからないでもない。親もさぞ無念だろう。
 高知では上海列車事故で多くの高校生の修学旅行生が犠牲になった記憶が鮮明にあるし、私が生まれる前には同じく中学生の修学旅行生が宇野〜高松間の連絡船の事故で多数亡くなっているのだ。楽しい学生時代の思い出の修学旅行が一瞬にして悪夢の思い出に変わってしまう学生の修学旅行事故、起きてからでは遅いからくれぐれも安全第一で催行していただきたいし、いろいろ原因が取り出されてきて今回の事故は、間違いなく人災であるようだから今後このような事故が起きないように、関係者には強くお願いしたい。事故を防ぐ一番の方法は修学旅行をしないことだろうが、やはり修学旅行は無くさないでほしいと願う。
 亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。