ベトナムとフィリピンの間にある南シナ海の南沙諸島やスカボロー礁での、両国と中国の領土問題での中国の強硬姿勢が気になるのである。どう見てもあそこが中国の領土とは到底おもえない。ここに眠る海底資源を狙った今は小競り合いだが、中国はベトナムとフィリピンと一戦交えるつもりなのかもしれないとか、思ってしまう。今問題になっている南シナ海が中国の領土だったら尖閣列島は、中国の物と言い張ってもおかしくないと中国側は思っているのだろうか。もし軍事衝突が起きても中国は国連の常任理事国だからアメリカは手出しが出来ない事までを読んでの行動らしい。しかし、クリミヤ半島情勢とともにせっかく回復しかけた世界経済が、まただめになりそうな気がする。そうなると中国自身が一番経済的な被害を被るかもしれない・・・。
今中国は国内問題として民族問題や経済の減退を抱えているから、国民の目をそれらからそらすために問題を起こしているのかもしれない。これらに乗じて日本では集団的自衛権の問題がいままさに論議の中心である。中国の出方次第では日本はとんでもない方向にその問題は進んでしまい、取り返しのできない問題にまで発展するかもしれない。内外の問題に今は目が離せない。
