広島での塾長会に参加して

 連休中の5/2〜3、今年は広島で開催される私の所属している塾長研修に参加してきました。登録メンバーは北は北海道から南は九州までの塾長がいらっしゃいます。今年は第10回記念総会も兼ね、研修後は広島では有名料亭と温泉を兼ねた施設で懇親会もありました。今年は会場が広島だったのですが中国地方はもとより関西や九州、四国からも参加されておりました。話し合いは経営の事から塾生に対する教務的な事、さらには教材についてなどについても広く話題に上がり、高知の田舎で一人塾経営をしている私が常に中央の動きに機敏に対応できる所以が、この塾長会にはあります。また参加塾長が必ず発言の機会が与えられる、討論形式の有意義な会となりました。
 会場まで他県の塾長と車で一緒に移動をしていた折に今の大河ドラマの話になり、「中国地方の者としては今、毛利が悪役のように描かれているのがどうも気に入らないのです。その後大阪の豊臣そして関東の徳川が天下を取りましたが、明治維新で薩摩、土佐、長州が台頭しその中でずっと政権に在って特に中国地方を地元とする総理大臣が多いことからも、やはり毛利はあのような描かれ方をされてはいけないのです・・・。」と熱く語っておられました。確かにざっと思い返してみただけでも、岸、池田、佐藤、宮沢、竹下、橋本そして今の安倍と中国地方を出身地とする総理大臣が多く期間が長いのに、感心させられました。元をたどれば毛利の領地が中国地方全体から長州に追いやられた、関ヶ原以降の積年の怨念が今の政治の根底にあるのかもしれません。
 東京や大阪はやはり周りの地方から集まってきた、いろいろなバックボーンを持った人々の集まった都市のように感じますが、広島は中国地方の根底に毛利の思想が息づく統一された考えの人々の都市のように感じます。高知にいては関西や関東に目を向けがちですが、私はもっと身近な広島に注目してゆきたいと思いました。そういえば今年の広島カープは強いです。今年も多くを学べた塾長会でしたが、来年は大分でそして再来年は兵庫で開催されます。その都度少しでも役立つ新しい風を、大切な塾生たちに伝えてゆこうと思います。
 全国でもいち早く高知で塾にパソコンを導入して10年小さな教室ですが、講師がしょっちゅう入れ替わったり休んだり、講師の指導レベルがまちまちだったりすることはありません。またパソコン学習を併用することにより、好きな時間に勉強したい授業が受けられさらに無料で、出席や帰宅の安全メールをタイムリーに送れて、キャンセルや時間変更も簡単にできながら常に全国レベルの授業を塾経営30年の塾長の私がサポートしながら、各生徒に合った授業を念頭に実施しています。ですからクラブ活動などで時間が不規則な生徒への、利便性や優遇制に気が付かれた保護者の方から、多くの支援を長くいただいております。
 もし時間が自由に取れる塾があってもパソコン授業などをやっていないと待機している先生方の給料は、生徒さんの授業料で賄われており決して満足できるものではなく、一流講師は続かなかったり、あまり経験のないボランティアの先生で賄われているのが県外では実態です。授業の良しあしそして塾の利便性などは、ぜひおいでになられて実感されてください。万一チケット制が悪ければ私の教室30年は続いていないでしょうし、パソコン併用塾は10年は続いていないでしょう。やはり歴史と伝統そして実績や評価のある塾は、間違いがないということです。
 同じ塾の授業を受けられるのならパソコンが各自にない塾よりはある塾の方が良いと思いませんか、もし必要がなければ使わなければ良いわけですし、使えばより映像資料などで理解力は深まります。そういう面からも塾ミシガン高知は一歩も二歩も進んでいる教室なのです。塾は値段がよそより安いとか目立つところにあるとかで、決めるものではないのです。あなたに合った楽しく続けて勉強のできる本当の塾を探してください。
 塾ミシガン高知はおかげさまで間もなく定員になりそうです。