55歳からのハローライフ第4話

 オンタイムで見るのは気が引けて、ビデオで今見終わりました。トラベルヘルパーに主人公は新たな生きがいを見つけたのでしょうか・・・、でも話の展開がやはり凝っていましたから、さすがプロの書いた小説だな、と感じました。
 人間って違う場所に行った時、言葉など変えて違う自分になろうとするものだと思います。知らない土地で知らない人に出会ったら、違う自分になってしまう時があります。なぜかはわかりませんが、何か相手がそういう自分だったら、喜ぶかもしれないと本能的に思うからかもしれません。
 旅に出るとびっくりするほど親切な人などに出会う時があります。その点今日の番組はむつかしかったです。序盤が単純な話だったから余計にそう思うのでしょう。結局女の主人公は冷静で男はデイドリーマーだったのです。
 でも安田成美が出てくるのは罪ですね、もし3枚目女優が演じていて小林薫はあんな気持ちになれたでしょうか・・・。出てくる女性がきれいな女性なのが私はこの番組がいまいちと思う理由です。美人度はいまいちでも俳優度最高の女優がそれぞれを演じていたら、より違う方向に話は深く発展していたでしょう。女優陣を人選したNHKの製作者はまだまだですね・・・。と言いながらビデオでも最後まで見た私は、NHKの罠に結局はまってしまいました。