再び「人の運命」について考えています。

 広島の悪夢のような土砂災害、災害が懸念されていたとはいえ予想もつかない雨が降り、山が崩れて尊い多くの人命が奪われました。その惨状にただただ悲しみが募るだけですが、ずっとそこに住んでいた人も先月そこに引っ越してきたばかりの身重の新婚さんも、今回犠牲になりました。生まれた時からこうなることが決まっていたのでしょうか!?・・・。考えれば考えるほど運命とは過酷なものだと思います。
 でも人間は生まれた時から死に向かって生き続けています。こう考えると死ぬために生まれ生きているとも思えなくもないですが、地球上における霊長類の長として人類は進化を遂げてきました。今、子どものころから考えていた私の死生観、人生を半分以上生きてきて残った時間が今までより短いだろうと実感すればするほど、生きることの価値を考えるようになってきました。残った人生をこんなむつかしく面白くもないことをブログで考えなくても、もっとおいしい物を食べたり飲んだり楽しい時間を持ったことなど書けばよいのに、私は真面目に自分の人生を考え書き残してしまうこのブログです。いつ私はこの世から運命で消されるかもしれません、その時でもこのブログは残るでしょうから、後々の方がわざわざ私の文章を読んだくれた時、毎日毎日を真剣に必死で生きたことを、残したいのかもしれません。