怖いイスラム国

 傍若無人に好き勝手し放題なイスラム国に向かって先進国が、一緒に空爆を始めた。この国を壊滅させるのが目的のようだが、施設のピンポイントの攻撃ではなかなか難しいとおもう。オバマ大統領はできるなら地上戦には持って行きたくないだろうが、協力国にも参加を促してこの国をつぶすには地上戦を選ぶと思う。現代版十字軍のようだ。
しかし、三万人ともいわれるイスラム国の兵士が全員捕虜になるわけでもなく、そこにいる海外からの義勇兵は壊滅に協力した国や母国でテロを起こすだろうから、ますます世界中が危険にさらされるかもしれないのだ。
 考えすぎかもしれないが、アメリカやオーストラリアがテロで苦しんで治安維持に力を貸してほしいと日本に頼んでくるような事はないのだろうか、さらにテロリストに我が国で壊滅協力国と判断されて、テロの標的に米軍基地などがならないかどうかも考えてしまう。集団的自衛権は不測の事態への保険のような物かも知れないと思うから、テロが起きないような抑止力にもなるから必要だとおもうが、直接戦いには巻き込まれないにしても、間接的に貿易や金融で強い影響を被るのではないかと思うと、何やら恐ろしい事態である。

 でもイスラム国への世界の動向が、なんとなく今の我が国の集団的自衛権に関連して思ってしまうのは、私だけだろうか・・・・。
NHK解説委員の説明も下記でご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/197516.html