推薦入試全員合格!

 今年も当塾ミシガン高知は推薦入試で良い結果を出しました。塾によっては「推薦で決めると1月2月分の授業料が入らないので、生徒にはまったく勧めない・・」塾もあるそうです。今推薦入試の結果を発表しない塾はそういう考えの塾かもしれません。ですからこんなこと一つでも塾ミシガン高知が良心的だといわれる所以だと思います。
 大学の看護科に合格した生徒は自分で今までやった英単語の復習を、塾でやったやり方で復習して来春の進学時に備えていますし、さらに年末年始のアルバイトも始めて少しでも家計の足しにと頑張っているのです。でも塾によっては「儲からないから・・」と推薦入試をやっていないとか聞くと、同業者として悲しくなりますね。専門学校合格者も年明けから本格的にアルバイトをするようです。そして中学生の高校看護科に推薦で合格した生徒は、「受験してみて自分の実力がまだまだだと思ったので、塾でまた勉強させてください。」と、少ない時間ですが高校進学に備えて更なる勉強を自分から始めています。
 これらの様子からも塾ミシガン高知のあまり教えないけれど、自立(律)学習できる塾漬けしていない生徒を育ててる方針が、生徒に確実に伝わっている事がお分かりでしょう。どうせ専門学校に行くなら、早い時点で推薦で進路を決めたほうが授業料なども安くなる学校も少なくありませんし、早めに良い下宿なども決められますから絶対良いのです。私は保護者や生徒にそんな現実的な話や金銭面的な話もして、決めてもらっています。学校や塾では大学のレベルや入試情報などは教えてくれますが、お金がかかるなどの事はあまり言ってくれないのが普通です。まして若いアルバイトの講師では、そのような事はわからないでしょう。
 塾は生徒や保護者と永いおつきあいになる仕事です。私が私の目の届く範囲でのみ生徒を見るのも、私を頼って遠くからわざわざ来てくれている方々にも誠心誠意対応したいからです。昨日今日できた塾とは違い30年という歴史や経験を頼って来ていただけていますから、今のままのスタンス(物事に取り組む姿勢や考え)を守りながらやっていっています。若い先生が良ければ若い先生がいるところへ行けばよいし、とにかく安くないとだめだと思うのならその塾に行けばよいでしょう。ただ責任者である塾長がどんな人で、どんな背景の人くらいはお子さんを永く預ける以上知っておいてもよいと思います。塾長や講師の事をどれくらいご存知ですか、教育は教える人でかなり変わってきます。私は成績だけが上がれば良いとは思いません。未熟な生徒たちに社会のルールやマナーも教えています。挨拶をする、時間を守る、約束を守る、授業中は静かにする、自分でまず勉強する・・・。これからの塾選びはやはり人間教育も考えるべきです。授業料や講師の学歴だけでは測れないでしょうし、これらがわからない人にはわからない事かもしれません。
  少し熱い文章になってきました、今年はこれくらいでやめておきましょう。来週はもう来年です。それでお休みをいただき気分も新たに、平成27年1月9日(金)にお会いいたしましょう。今年も多くのアクセス、ご愛読、ご熟読をありがとうございました。どうかよいお年をお迎えください。
今年最後に良い言葉を見つけました。
「Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.」
人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇である。チャーリー・チャップリン