注目したい米国大統領選挙

 いろいろなデータを調べながらこのブログを続けていて、今回はアメリカ大統領選について書き上げましたら、保存が出来なくて数時間の苦労が水泡と消えました。もう10年以上続けていますから、ブログのデーターが一杯になってきたのでしょうか?
 私はアメリカ大統領選で民主党バーニー・サンダース氏に注目しています。彼の主張は「富の再分配」「大学教育の無償化」「巨大財閥の解体」です。前からアメリカの富は国民1%の富豪に牛耳られていると言われますから、一旗あげたいと思って大学に行こうとしても、あまりにその授業料が高ければ行けなくてあきらめる若者も多いだろうし、夢を抱いて大学で学び学位を取っても就職もなく借金ばかりの生活では、国や人生に希望など持てるはずがありませんから、彼の台頭は時代の流れだろうと思います。(ちなみに日本の私立大学は年間授業料は150〜200万円くらいではないかと思いますが、ハーバード大などは年間5万ドル(500万円以上)近くかかるのです。)
 一方、クリントン氏やトランプ氏はその1%の富豪世界の人間ですから、今回の選挙は富を持つものと持たざる者の選挙と言えるかもしれません。サンダース氏自身も大変な苦労人ですから、そんな彼の声はやはり重みがあるのではないでしょうか、
 我が国も私が学生の頃は国民に中流意識が多くありましたが、今は決してそうは思いません。なぜなら今都会の私立大学に我が子を複数4年間も行かせられる保護者はすごいと思うのです。そして今のままのような費用が掛かるなら将来地方では「わが子は都会の大学を済んでいます。」なんてことが一種のステータスになるのかもしれません。でも田舎の親は爪に火を灯すような生活をずっとしているのです。その後その子が大学を中退し就職もできなければ、親はわが子以上に世の中を恨むに違いありません・・・。

なんて書いていてもまた保存できなかったらどうしよう…などと心配しながらブログを書いています。