どうなる東京都政

 「政治の世界は一寸先は闇」とよく聞くが、我が国の首都である東京の政治がまたまた混乱している。地方から見ていてこう思うのだから、東京にいる都民たちはさぞや実感している事だろう。予算が七兆円というからわが県の14〜5倍だし、小さな国ほどの予算規模だという。たまに私も行くが正直大変疲れてしまう。街が大きすぎるし人も多すぎるのだ。
 でも人はなぜ都会に住もうとするのだろうか、やはり地方には無い得られるものが都会にはあるからだろうし、何かを学んだり始めるたりするには、良いのかもしれない。だからだろうか人口は我が国はすごい勢いで減っているのに、都会の人口は増えているのである。でも一極集中を避けるためか、一部行政機関が地方で展開できないか実験も試みられている。
 私は前々から東京に集中する教育機関が、地方に分校などできない物だろうかと考えてきた。私立大では行われているこの方法、地方再生もかねてその地方が必要としている学部のそれらの分校を地方に作れば、一番割安に地方が元気になるように思うのである。教員が足らない地方には教育学部を一部移転するのである。例えば東京学芸大学高知校、東京にあるから学芸大は値打ちがあるのかもしれないとか思うと、偏差値がかなり下がりそうな気もするし、やっぱり妙案にはならないか・・・。