「自宅リゾート」のすすめ

 連休もあっという間に終わりました。本来仕事人間の私たちの世代は休みが欲しいと思っても、いざ数日休みになってしまうと何をしようかと考えますが、音楽をやっていたころは練習や指揮や編曲などの楽譜制作があり、大変忙しかったのです。
 最近休日は新聞をゆっくり読み遅めの朝食をとって、時によってはリゾート気分に浸ろうと、朝風呂に入りビールを飲みながらたまったビデオを見たり、読みかけの本を読んだりします。繁華街に出ても人気スポットは込み合っていますし値段もそこそこしますから、時々日曜日は寿司やピザを出前で頼み自宅のベランダに椅子を出してリゾート気分を味わうのです。BGMにハワイアンでも流せばもうベランダはワイキキのホテルのラナイ?に早変わりです。こんな私を家族は最初少し違う目で見ていたのですが、最近は理解を示してくれています。私一人の夕方までが私の「自宅リゾートタイム」でありまして、ビール2〜3本飲むとすっかりいい気分で昼寝ができる、完全なオフタイムです。毎週ではないですが、意識的に疲れを感じる時などに行っています。
 塾によりましては日曜も返上で開けているところもあるようですが、やはり教える私たち講師も人間ですから、オフとオンの心の切り替えを私は大切にしています。世の中の人は毎週土曜も休みなのですよね、土曜日は私立学校は授業をしていてとても休めない塾業ですから、日曜日はあまり仕事を考えないようにはしています。
 休日テレビの前の長椅子で、スナック菓子をほうばるポテトカウチ族というのがずいぶん前に広まりましたが、それをもう少し発展進化させた「自宅リゾート」を楽しんでいます。自宅もこう使うと捨てたものではありません。