中間試験真っ最中です。

 先週から試験発表が各中学校から始まり今週は試験日です。重ねて高校が試験発表になり来週いっぱい試験対策で忙しくなります。ですからその校区を対象にしている一般塾よりは、はるかに長い間私の塾は試験期間が続きます。準備期間も含めると約一か月ぐらいでしょうか、でも同じ学校の生徒ばかりでなく、時間帯によりましては小学生から中学生・高校生までいますし、公立私立生が一緒に試験勉強をしていますから、その相乗効果は計り知れないものがあるのです。賢い保護者はミシガンのそういうところを評価されて、お子さんをここに来させているのですね。
 小学生は中学生の試験中になれば、こんなに勉強するものだと身をもって体験できますし、公立中の生徒も、優秀な私学の生徒の集中した勉強法を目の当たりにして、自然と態度は変わってゆきます。やはりどうしても同じ学校の者同士であれば生徒間の雑談も増え、教室自体がやかましくなるのは必然でしょうが、ミシガンはあらゆる学校学年の生徒が同じ時間に勉強していますから、私語一つありません。そして塾漬けにはしてなくて、短時間で効率的な勉強法を身につけさせますから、塾が終わっても自宅で学習するのです。試験前だからと何時間も塾に行かせるのは、お子さんの自主性をそいでいるかもしれません。塾でやればやるほど自宅ではしなくなるからです。
 やはり自宅で自分で黙々と机に向かえるお子さんこそ、最後には勝てるお子さんだと私は信じています。ですから試験前にはいくらでも塾で勉強OKなどという塾は、ひょっとしたら大切なお子さんをダメにしている塾かもしれません。世間一般に物事、足らないくらいがちょうど良いのと同じなのです。