鶏口鶏後

一学期の中間試験もほぼ終わり、私も久しぶりにこの週末はゆっくり出来そうであるが、いつもの月末のルーティンワークが待っている。自営業の方なら月末を越えることがいかに大変かお分かりだろうと思うが、学習塾業は現金商売で、売り掛け金などないからまだ楽かもしれない。一人でやっているから、自分の考えですべてを判断し経営できる自由さはあるが、最近の新型インフルエンザなどの事を考えると、こういう心配は一人の自由さの代償か・・・などと考えてしまう。「鶏口牛後」と言う言葉があるが、新型インフルエンザにおびえながら経営する私は、「鶏口鶏後」といえるかも知れない。
       最近児童生徒の通う塾も多様になり、体育の塾や家庭教師も存在する昨今である。高知でもオリンピック候補選手級だったアスリーツが教室を開き、なかなかの繁盛振りのようだ。塾がいまいちの経営者の皆さん、体力に自信があったら「体育塾」でも始めればその地区での珍しさと、先見性で大きなシェアーが取れるのではないだろうか・・・下記の記事はなかなか興味深いものである。
       追伸、団塊の世代の子どもたちの結婚ブームであるから「婚活男塾」「婚活女塾」などもいいかも知れない・・・



  習い事、スポーツ系伸びる、首都圏の未就学児は体育会系?
  民間調査、芸術系は減少。5月20日

 ベネッセコーポレーションが保育園児や幼稚園児など未就学児童の
 習い事の実態を調べたところ、首都圏では「スイミングスクール」など
 のスポーツ系の習い事をさせている家庭が前回(2003年)調査より
 5.0ポイント伸び、「通信教育」や「英会話など」を含む学習系を逆転
 した。体力や健康への関心が高まっていることを示した。
 調査は未就学児の保護者にアンケート用紙を配布して実施、首都圏
 では3069人から回答を得た。
 
 スポーツ系の習い事をさせている家庭は42.4%で学習系の42.2%を
 上回った。「スポーツクラブ・体操教室」(17.9%)が前回より6.0ポイント
 伸び、スポーツ系をけん引した。未就学の段階から、子供の体力の
 低下や肥満への対策を考える保護者が多いことをうかがわせる。
 
 「スイミングスクール」は21.0%で、習い事の種類別では「通信教育」
 に次ぐ人気だ。ただ増減率をみると前回を1.4ポイント下回り、前回
 調査に続いて減少傾向だった。
 学習系は「通信教育」が2.1ポイント伸びて25.2%となったが、「英会話
 など」が9.5%で3.5ポイント減った。芸術系は13.1%で前回を1.6ポイント
 下回った。「音楽教室」(5.2%)の回答は0.5ポイント増加したが、
 「楽器」が5.8%で1.6ポイント減少したのが響いた。