塾長の私が「こうだったらいいな・・・」という塾作りをしています。

 早いものでもう夏休みが終わります。学校によってはもう始まっているところもありますから、二学期はもう実質始まっていると思います。このように学校によって夏休みの長さまでが違ってくると、今までのような形態の夏期講習は出来なくなってきてより、塾では各個人に合わせた軽いフットワークが求められます。
 こちらの都合で作った時間割で、一度に同じ学年の授業をやっていた塾の時代を経験していると、とても今の塾の形態は想像できないと思います。でも大手塾や中学受験の進学塾ではいまだにその形態で授業は行われており、こちらが「時間と学びたい科目が生徒さんの都合に合わせて選べるのです!」と言っても、問い合わせでその事がなかなか理解してもらえない時があります。そんな時には実際に教室でお子さんに無料体験授業を受けてもらうのですが、さらにOKがもらえても実際に通ってみて、何か不具合がないかどうか十分確認し納得して入会していただきたいので、私の教室では一ヶ月間の実際の授業を有料で受けていただいて、入会をしてもらっています。ですから入会金は最初にはいらないのです。このような教室の中には体験の時だけいい面を見せてともかく入会金をもらって、割安くなると言っては何十万もの長期ローンを組ませ、本当の授業ではその体験授業とは全く雰囲気や便利さが違っていて、不満を感じお金を(入会金)戻してほしいと言っても取り合ってもらえなかった・・・という英会話学校や各種教室の話を聞いたからです。
 よく考えてみてください、入会申し込みのための無料体験授業は、多分各個人で受けさせられるものでしょうから、先生は常に横にいて、入塾希望生徒のお世話を全力ですることでしょう。でもその授業風景は実際のものとは違うものです。それに気がつかない保護者も多いし、塾側では気がつかせないように努めています。本当の授業は同じ時間に違った生徒が複数いるわけですから、先生が体験のときのようにずっとそばにいるはずなどないのです。新入生ですからこちらも気にはかけていますが、それ以上に手がかかる生徒もいることもありますから、本当の授業を体験してもらうのが一番いいのです。ですから私の教室は「入会金は初回には不要です。」とチラシにも明記しています。そうして納得して入っていただけますと、入塾後のトラブルは全くありません。そして設立した私が一番その事は分かっていますし、設立の熱い気持ちで授業をしていますから、外部の講師は入れずに一人でやっている理由です。私はただ「私がこうだったらいいな」と思う事をしているだけなのです。
 以前転勤で退塾された保護者の方が教室に帰省時の挨拶に見えられました。上のお子さんを3年間見て下のお子さんを1年くらい見たときに塾を辞められたのですが、県外で同じようなシステムの塾はなくて、大変不便に感じたそうです。そういえばしばらく授業や定期テストの資料を送っていました。当たり前に思っていた便利さは、利用できなくなると不便極まりなく、本当にその便利さは分かるものなのです。

 チケット制にしろ完全個別授業にしろ、小学生から中学・高校生、社会人・一般の英語や一般教養まで学びたいという気持ちがあれば、自由に好きな時に好きなだけ目標に向かって学習できる教室が「塾ミシガン高知」です。