最近の夏の暑さはまさに異常です。国が「不要不急の外出は避けて自宅でエアコンを掛けて過ごすように」と勧めるご時世ですから、果たして塾の夏期講座がそれに当てはまるかどうかなど考えると、無理して昼間っから指導していて生徒が熱中症にでもなったらそれは恐ろしいですから、数年前から普段と同じ夕方の時間に教室を開くようになりました。ただ夏期講座の必要な生徒もいますから、通常よりは多く授業時間を取らせて指導していました。
塾業は生徒と言う相手が対象の仕事です。サービス業のようにその時だけ相手をしていたら済む仕事ではありませんから、急いだところでやはり時間の必要な仕事なのです。そしたら生徒以上に私たちに精神的な余裕が無ければ、相手の生徒も私達も疲れてしまうだけのように思うのです。
過去40年私は私が直接指導できる数しか、生徒を入れていません。生徒を通して保護者の顔もはっきり浮かびます。だからか今この指導を続けてきて良かったと思いますし、自分が昔よりは成長できたと思います。そしてこの先もこの指導法を続けていきます。それが生徒を預かった塾長の責任だと感じているからです。
塾生の顔が見える小さな塾は素晴らしいです。
Small is Wonderful !