卒塾生からの年賀状、塾の男女比率

 ありがたい事に今年もいろいろの方から年賀状を頂いた。毎年頂く方にはこちらから出したりもするが、喪中であったりして一年飛ばしてしまうとつい出し忘れてしまったりしてしまう。その中で親子連名で今年も卒塾生から年賀状を頂いた。最初は少し気になった一面を持った生徒さんだったが、小5から8年間預かり今は大学も卒業して立派な社会人になっていて、元気な様子が文面に現れていた年賀状を今年も頂いた。婚約をしたらしく、ぜひ結婚式には来てほしいと言われている。まだ数人目であるが教え子の結婚式は、何度伺ってもうれしく泣きそうになるし、まして恩師などと紹介されると赤面してしまうのである。
 たまにであるが保護者からの相談などを聞く事もある。主な相談は塾生についてであるが、関連して保護者の悩みのような事もある。塾生の秘密を厳守するように、そのような話は私だけで納めるのであるが、私が保護者の親の年代になってきたからだろうか・・・などと感じるのだ。若い塾長には無理な事だし、人生経験が長い私だからこそ聞ける話だとも思う。ある方には「子どもの面倒も見てもらって、親の面倒も見てもらえる塾はそうないでしょうね・・・」と言ってもらった。やはりこれは塾長の私が直接お子さんや保護者と、連絡を密にしているからこそだと思う。
 私は塾ポリシーを変えず小さな教室で、学年定員も総定員も一定以上は増やさないからで、直接私自身が指導監督しているからこそ言えることなのだ。もし授業料が同じくらいなら人数が少ない分、生徒は中身の濃い授業を受けていることになるだろうし、当日でもキャンセル変更の利く便利なそして信頼のおける塾として、認めてもらえているのだろう。
 塾によっては男子ばかりだったりすると、自然と女子生徒は集まらない塾になるから、本当に勉強したいならそして、静かに集中して授業を受けたいのなら、入塾する前のお試し授業で男女の比率を調べてみるのも良い。新入生ばかりのお試し授業なら要注意で、普段の授業にできるだけ多く参加し、塾の雰囲気講師の様子などの他、自分の都合もより多くクリアー出来て決めるべきである。授業料ははっきり表示しているところがいいし、特別講座などの料金も調べておこう。料金を出していないところは、後々いろいろ請求されてもクレームがつけられないから、嫌な思いをするだけなのである。そして払ったお金も授業を受けてその塾が気に入ら無ければ、残金が戻ってくるならさらに良い。
 そして私が親なら生徒が多い塾よりも少ない塾をそして、女子生徒がどちらかと言えば多く来ている塾を選ぶ。その違いは男の子ばかりの家庭と、そうではない家庭の雰囲気の違いを思い浮かべていただければ、ご理解いただけるであろう。塾がたまり場になったりすると、一番迷惑するのは勉強したいあなたのお子さんだからだ。