海外に行ってきました。

 何年ぶりでしょうか、英語教室をやっていたころは教室で勉強と実践の為の海外ツアーを開催したり貿易業務の手伝いで海外にゆく事はありましたが、12年前に総合塾にしてからは恥ずかしながら海外での英語使用はできていませんでした。街中で外人さんを捕まえては話もしていましたが、やはり海外はまったく違います。アメリカは何度も訪れていますが同じ英語圏でも今回はオーストラリアです。またゴールデンウイーク中のツアーですのでLCC航空のエアラインとは言えども満席でした。ケアンズ経由でシドニーに降り立ちましたが空港内アナウンスは理解できたもののやはりタクシー業は移民の方々の仕事で、私の英語はわかってもらえましたが、彼らの独特のなまりのある英語はわかりづらかったのです。使用されている英語も普段我々が教えている英語とはちがいますし、タクシーをシティーにあるホテルまで走らせ個人的に市内観光に出ました。
 シドニー港付近の市街地の美しさには思わず息をのんでしましました。真っ青な空と多い緑の中に統一されたスペイン風の赤い屋根の住宅が軒を連ね、その中にどでかいハーバーブリッジと対岸には真っ白な貝をかたどったオペラハウスがあるのです。港からの眺めもきれいでしたが、公共フェリーに乗ってのシドニー湾からの街並み特に夜景の美しさは、まるで映画を観ているようでした。
 治安も良く物価はさほど日本とは変わらないようにも思いましたが、いかんせん、やっぱり多くの移民の方々の英語がボランティア通訳として参加の私には難解でした。普段きれいな英語を話して聴きすぎているのだと実感しました。言い換えれば標準語の日本語しか勉強していない外国人にいきなり、地方の方言訛の日本語を理解させているのかもしれません。実際アメリカで関西に留学経験のあるアメリカ人に会って関西弁を聴くと何やら私は不自然に感じたのです。それからケアンズにわたり現地在留邦人に数人会ってお話も聞きましたが、彼らも同じように英語には苦労したようです。しかし彼らとの交流は私には大変勉強になり、高い軽減税率の中たくましく日本人は環境にうまく適応しながら、生活されておられました。

 これからは英会話が必須になる学校英語ですから、その英語を教える塾の先生が海外にも行ったことがないとか、しばらく海外に行っていなくて英語を使っていない英語を教える塾の先生は、海外に行って自分の英語を錆び付かないようにすべきなのです。あなたの塾の英語の先生は英会話がペラペラですか、塾ミシガン高知はまったくその心配はありません。