「なぜミシガンという名前を使うのですか?」とか
「塾ミシガン高知って変わった名前の塾ですがどうしてですか?」
とかよく聞かれます。その理由の一つをお話しします。
塾長の私は昭和60年、西暦1985年の4月1日に
ミシガンアクション・イングリッシュ高知という
英語・英会話教室を開設しました。
私の英語の原点はミシガンメソードとの出会いです。
これは世界的に知られている英語教授法で
いわばパターン繰り返し練習です。
基本文があってそれの主語を変えたり動詞を変えたり、
目的語を変えたり時制を変えたり構文を変えたりと
それは大変な基礎練習なのですが、英会話ができるようになりたいと思っていた私には、これが一人ドライブがてら好きな車の中でする勉強では一番やりやすくて、教材に沿って半年も続けたら基本文を含めてかなりのパターンが暗記できて、言えるようになったのでした。
これは面白く効果があると思いその後に、このミシガン教材でメソードを一歩発展させた、「ミシガンアクション・イングリッシュシステム」に出会いました。
その講師を養成する講習に参加し、それを作った母体のミシガン大学についても学びましたが、すごい大学だとわかりました。
1817年に設立されたアメリカで一番古い公立大学だったのです。
ですから向学心に燃えた若者たちが全米から集まり、
そこでの教育に使われている英語(米語)を学んだ学生が全米で
英語を教え始め広がって、アメリカの英語の標準的な言葉になったのでした。ですから現在でもミシガン州あたりの英語がアメリカではスタンダードイングリッシュ(標準英語)として、マスコミ中心に使用されています。
ちょうど日本では一番古い東京大学のある東京での言葉が
標準語として定着しているようなものでしょうか、
ですから私の英語はアメリカのどこへ行っても
「きれいだ、わかりやすい」と言ってもらえます。
それは日本でミシガンメソードの基礎を叩き込んだからでしょう。
やり方さえ間違わなければアメリカに行かなくても、
英語は学べて話せるようになるのです。
ですから私は、初めてアメリカに旅行に行った時には、
言葉にはほとんど困りませんでした。
ですから「ミシガン」という意味は
アメリカの英語でも最もきれいな標準語を教えている、
という意味合いがあるわけです。
高知県下の知事杯争奪英語弁論大会で、例年県下各大学のESS(英語研究会)の学生がそれまでは優勝していた大会ですが、
一般で参加し予選を経て、本選で初めてESS以外の総合優勝者になりました。
その後アメリカの大学に英語教育法の研修に行き、教室を開いて学生時代の英語の恩師が見学に来てくれましたが、
「ミシガン」という名前からその意味を分かってくれたのか
少し英語を聞かせてくれと言われ少し英語で話しましたら、
ほめていただきました。
英語が専門ですが今はパソコンを通して「聴く・話す・読む・書く」という言語学習理論を、他の科目にも応用して生徒は繰り返し学習し、定期試験や高校入試に素晴らしい結果を出しています。
私は、「こんなしっかりとした学習理念を持って授業をしている塾が
他にあるだろうか・・・」と思ったとき、
「だから30数年以上も続いているのだ!」という新たな確信がわいてきました。そして主に使っている動画教材との出会いはその最たるもので、やはり上記の学習理論に沿って、パソコン機能を十二分に利用して繰り返し使っています。
今の世の中パソコンが置いていない会社があるでしょうか、
だいたい社員に一台あります。
ではなぜ塾では生徒用のパソコンがないのでしょうか、
要らなければ使わなければ良いだけですが、
それがあればそこから世界につながり、無限の本物の学習が可能です。ですから各自にパソコンがない塾に通うお子さんは、
私の塾の生徒よりは、とても損をしているように私は感じます。
画面が大きくタイピングもできて、性能がずっといいパソコンの方が、塾学習ではずっと使いやすいです。それが証拠に企業オフィースではやはりパソコンが主流で、タブレット端末などは使われていないのは多くの方が認めるところです。
以上がミシガンという名前の由来と、今の塾の簡単なシステムのご紹介です。
ご精読ありがとうございました。