ダイソン掃除機

 師走の日曜日大掃除とまではいかなくても、少し普段やらないところの掃除をしていた。ほこりが溜まっていて我が家では、ハンディクリーナーを兼ねたダイソン掃除機の出番である。もう4〜5年使っているがこまめにパーツの掃除をしているので、なかなか便利に掃除ができるようになったのである。それまでの長いゴムホースのついた掃除機は掃除を始めて片付けるまでが億劫で、まさにこのダイソンの掃除機は、家庭での掃除革命を起こしたと言っても過言でないと思う。しかし最近充電バッテリーの劣化消耗は激しく、5分くらいですぐ動かなくなってきたのである。
 これは仕方ない事で純正のダイソン製の掃除機バッテリーは、純正部品で8000円だった。容量も2100mAの同じ大きさのものだ。でももうこの製品の修理保証期間も終わっているので、ネットで調べてみたら値段は半額以下で、容量は1.5倍以上の3500mAのバッテリーが売っていた。我が家にあるタイプに合わせたバッテリーを動かなくなる前に早速注文したら、2日後に届いた。そしたら翌日にとうとう掃除機バッテリーは、赤い点滅を繰り返し始めて、動かなくなってしまった。ダイソン製品はこの充電ランプの点滅種類で、その掃除機の不具合な箇所が分かるようになっているのだ。32回の点滅はバッテリーの寿命を意味していた。さっそく新しいバッテリーに交換すると、また元気なダイソン掃除機の復活である。連続30分使用しても止まらないのは、大きくなったバッテリーのおかげだろう。
 ダイソン掃除機を買う時は数倍する値段に大変躊躇したが、やはり買って使ってみると人気商品の売れている意味が分かったのだ。そしてこまめに部屋の掃除をするようになったことも、この掃除機のおかげだろう。文明の利器は良いものを大切に使って長く愛用する事が、ひいては省エネ社会への協力になるのだと思う。