スーパーボランティアとして有名な尾畑春夫さんが、東京から大分までの１１００kmを歩いて帰っている。この人こそ日本で一番の自由人だと思うし、憧れてしまう私である。生き方にまず憧れ、そして健康でないといけない。さらに時間を自分でコントロールできる人でないと、到底できない行動であるのだ。
人生は一度だからどんなに他の人が生きようが自由だと思うし、とやかく言うつもりはないが、ふと今の総理大臣よりこの方は、日本国民に愛され支持されているのではないかとも思う。総理大臣になるのも人間としてすごい事だとは思うが、私はこの方の人生こそ将来の日本人像の一つの鏡として、後世に伝えるべきものではないかと強く思う。
まず健康で健脚を鍛えていないと１１００kmは到底歩けない。時間も必要で自由にできないと無理であるし、その間の生活費も必要だ。ふと着替えや風呂や食事などは、どうしているのだろか・・・と考えてしまった。多少なりとも栄養のある物を口にしないと歩き続けられないだろうし、洗濯をした衣類を身に付けないと、途中記念写真も一緒には取りにくいだろう。
日本一周は私のかねてからの夢だ。元気なうちに回りたいと思うが、今は仕事の責任もあり長期の休みは取り辛い。でもこの寒空の下、小さなキャンプ用のテントで寝泊まりしている尾畑さん。いつになったら私は同じような行動ができるだろうかと考えている・・・。
