#779 演歌歌詞の世界を探求

 上野発の夜行列車降りた時から、青森駅は雪の中・・・

演歌のヒット曲の世界にはなぜ冬の季節が多いのか、そしてなぜみんな北に向かうのか、南へ向かう人も多いのになぜ・・・

など疑問は尽きなくて、真逆の状況を歌にしてみた。

出発地は同じ東京だが、列車は東京駅始発の新幹線で季節は真夏、

そして行き先は私の住んでいる高知にしてみた。

 

 四国高知の夏景色

東京発の始発列車乗った時から、土佐の高知は夢の中

南へ向かう土佐人はみんなおしゃべりで、

お国の言葉で話してる

私も一人瀬戸大橋を渡り

四国山地超える列車で汗をぬぐい

あああ 四国高知の夏景色・・・

 

間違いなく売れそうにない歌詞になってしまった。

やはり歌には厳しい季節での、不幸な主人公が状況として必要なのである。

という事は、南に向かう人は不幸ではないのかもしれない・・・。

やはり勝手な妄想のようで、演歌は多分冬の歌が続くだろう。

そしたらすごい寒い北極圏の歌など作ればどうだろうか、

いや、

暑い夏があるから、寒い冬が価値があるのである。

南の地方は歌の舞台にはなりにくい様だから

新しい価値観を売り出す必要があるように感じる。

人間生きるのに

寒い所よりは暖かいところが良いと思うし

雪が無いのも良いと思う。