高齢者一年生

 めでたく今月誕生日を迎えるので、高知県から長寿手帳をいただきました。「どうせ歳を取るなら早く65歳を迎えたほうが長寿手帳ももらえて、いろいろ割引になるから65歳はいいよ!」と先輩の友人に聞いていたのですが、まったくその歳の実感はありません。でも年金の手続きなどしていると、やはり自分がその年齢になったのだと実感させられます。仕事もまだまだ続けるつもりですし日ごろの運動も続けていますから、10年前の服がまだ着られるのです。ファッション関係の友人から、「小笠原さんは小柄で童顔ですし髪もまだありますから、髪型と体形を歳を取ってもあまり変えなければ、ずっと若く見られると思います。」とアドバイスを受けて以来、その忠告を守りスキンケアーなどにも気を配ってきました。おかげさまで人によっては10歳くらい若く見ていただけるのです。

 しかしだんだん生年月日を言ったり書いたりするのが、なんとなく気まづく感じられるようになるのでしょうね、でもそんな事など気にしないでこれから自分の人生も、自分が監督主演で歩んでゆきます。でも家族や親戚、友人知人の共演が無ければやはり私の人生劇場はつまらなくなるでしょうから、報恩感謝の念も忘れません。

 常にいろいろな事にアンテナを張り考え行動し、体も鍛えて質素な食事と生活を心掛けながらこれからも元気で歩んでゆきたいと思う、高齢者1年生の私です。

 

 このブログは奇しくも筆者の誕生日の今日、高知新聞朝刊の読者欄に掲載されました。

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