まさかと思ったがほんとにやって来たゼレンスキー大統領である。ひょっとしてロシアから訪日への邪魔が入るのではないかとも思ったが、何もなく来日できたようである。今回のG7サミットは数年後の教科書には必ず記載されているだろう。ヨーロッパでの戦争当事国の大統領が、国を離れて遠い極東の異国に来てまでも援助を要請する姿は、痛々しくも見えてしまう。ロシアは益々悪の侵略国家の汚名を、全世界に知らしめてしまうのではないだろうか、逆を言えばこの訪問にロシアは反発して、更なる攻撃をウクライナにしてしまうのではないかと、危惧してしまうのだ。
日露戦争の頃にロシア革命は起こり日本は欧州を通じて、帝政ロシアを弱体させるべくロシア革命を援助していたのだった。同じような事が今のロシアで起きているような気もするし、国民の民意が指導者プーチン大統領から外れていってしまったら、そういう流れはどうしようもなくなるようにも思う。そうなると脅かしの核使用が脅かしで済まなくなるのを大変恐れるのだ。あまり彼を追い詰めないようにした方が良いのだろうか・・・下記は今日午後の広島中国放送ニュースです。
20日午後、広島市で開催中のG7広島サミットに出席するため、ウクライナのゼレンスキー大統領が元宇品地区にあるサミットのメイン会場に入りました。 ゼレンスキー大統領は午後3時半ごろ、専用機で広島空港に到着。 午後3時45分すぎ、専用機のタラップを降りると専用車両に乗り換え、高速道路を経由して午後4時40分ごろ、サミット主会場のグランドプリンスホテル広島に到着しました。 外務省によると、ゼレンスキー大統領は、あす21日にG7広島サミットに参加し、G7首脳との間でウクライナに関するセッションを開催する予定です。ほかの招待国首脳も交えたセッションにもゲストとして参加する予定で、岸田総理との首脳会談も行われる予定だということです。 広島滞在中、アメリカのバイデン大統領とも首脳会談を行い、原爆資料館にも訪れる方向で最終調整が進められているということです。