1年前のブログを読み返して、「龍馬伝が帰って来た」

 私が利用している「はてなブログ」では時々過去のブログがメールで送られて来て、その時を見直してみよう、みたいな企画がある。内容は読むと思い出すから不思議なものである。11月15日は私の誕生日でもあるからこの頃の坂本龍馬の話題は、何やら私には少し複雑なのである。

龍馬伝が帰って来た」 2023年11月7日のブログから

 風の便りで夏ごろに「NHK龍馬伝の総集編が秋に放送されるらしい」とは聞いていたがそれが全国放送ではなくて、NHK高知放送局の開局90周年の記念番組で高知だけの放送と知り、しっかりビデオチェックをして放送を待っていた。

 11月5日の土曜日午前10:05からその放送は始まった。正式に放送されたのは2010年でもう12年も経っているが「こんな熱いドラマだったのか!」とシーンごとに熱いものが込み上げてきて、涙腺が思わず緩んでしまう私であった。12日にの放送では私がこのドラマで一番印象に残っていた武市半平太と妻富との別れのシーンも含まれていて、知らず知らず涙がほほを伝わっていた。今年の「鎌倉殿の13人」も大変面白いが、涙がほほを流れて来る事は無い。でもこの「龍馬伝」には当時の激しい時代の流れに翻弄されながらも、国を思い立ち上がった土佐人の魂を私は感じて、涙するのであろう。

 若い時は「龍馬だけが土佐の英雄ではない!」とか思ったが、やはり龍馬は土佐人として誇れる人物であると最近は思うのである。龍馬伝の総集編はあと2回放送されるが、11月15日は彼の誕生日で命日である。その日を高知県だけででも「龍馬の日」とかにして、今以上に彼についてより深く学べる日になったらよいと思う。